ヘアスタイルライティングとは、ヘアスタイル写真をアップロードする時に必要になる「タイトル」や「説明文」を記入することです。

ヘアスタイルの説明文が具体的に記載されているのと、ないのとでは、ヘアスタイルの伝わり方は大きく変わります。こだわって撮影したヘアスタイルだからこそ、ちゃんと読んでもらい評価されたいですよね。

現在、ライティングにこだわっている美容師はそこまで多くいません。しかし、こだわっている人が少ないからこそ、そこにチャンスがあるのではないでしょうか?
今回は、新規客にしっかりとアプローチするヘアスタイルライティングのポイントを紹介します。

良質なヘアスタイルライティング6つのポイント

コツを押さえていれば、へスタイルの魅力はユーザー(読み手)の心をグッとつかむことができ新規客につながります。

1.テーマを明確にすること

テーマを明確にするコツは、ヘアスタイルのポイントを一つに絞ることです。
一つに絞ることで、伝えたい「ヘアスタイルのウリ」を印象的に伝えることができます。

下のヘアカタログでは、タイトル(見出し)部分で「ヘアスタイルのテーマ(ウリ)」を一言で説明しています。
ヘアカタログ
(出典:ホットペッパービューティー)

この「ヘアスタイルのテーマ(ウリ)」は、パーマです。

タイトルにキーワードを詰め込むと、結果的に印象に残らない文章になってしまいます。

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「☆☆☆ボブ」×「☆☆☆カラー」というのをよく見かけますが、テーマをどちらか一つに絞ると印象に残りやすくなりますよ。

2.説明文に具体的な内容が書かれているか

ヘアカタログ
(出典:ホットペッパービューティー)

説明文は、予約成約率を高くする一番重要なポイントです。

読み手の心理的行動は、①写真を見て、②タイトルを読み、気に入ったものだけ③説明文まで目を通します。
ほとんどのヘアスタイルのウリは、③説明文まで読まれないのが現状です。

もし③説明文が読まれた時に、説明が分かりにくかったり、具体的でなかったりすると予約につながる確率は下がります。機会損失にしないためにも、③説明文は具体的な内容を書いて予約へとつなげましょう。

3.先回りして答えを提示する

ヘアカタログ
(出典:ホットペッパービューティー)

読み手が欲しいと思う情報を先回りして提示することが大切です。

読み手は、
①ヘアスタイルを見て、②タイトルを見ます。
タイトルから、このヘアスタイルはパーマだと認識できました。
写真と、タイトルを見た段階でどんな疑問がわいてくるでしょうか?

例えば、「パーマのスタイリングは難しくないかなぁ?」という疑問がわいたとします。
「パーマのスタイリングは簡単ですよ」という疑問を解決する説明文が入っていると、読み手の満足度や納得度はあがり、予約につながりやすくなります。

疑問というのはあくまでも仮説で決めているので、あまり複雑に考え過ぎずにシンプルに考えるといいと思います。

キーワード 疑問
パーマ スタイリングは難しくないかな?
短め前髪 似合うかな?
ダブルカラー 色持ちの心配

例題

<タイトル>
ハイライトグラデーションボブ

<内容>
ブリーチ後にアッシュ系のカラーを重ねてグラデーションに仕上げました!立体感、動き、お洒落感アップ!根元が伸びてきても気になりずらいです^^前下がりのカットラインでスタイルをよく見せてくれる、こなれ感もプラスしました☆

疑問
タイトルでカラーをウリにしたヘアスタイルだと分かります。「ハイライトグラデーションとはどんなカラーなのか?」と読み手は思います。

改善点
説明文には、タイトルにあるハイライトの説明がありません。もう少し、詳しく「ハイライトグラデーション」とは何なのか説明しても良いかもしれません。

4.論理の飛躍に気をつける

論理の飛躍とは、共通論理がない状態では伝わらないということです。
よくある例として、「専門家ほど何を言っているのかわからない現象」です。
専門家が専門的な内容を説明した時よりも、第三者がその情報を噛み砕いて説明した時の方が、わかりやすい場合があります。
美容師もできる限り、誰でも理解できる論理で文章を組み立てることが大切です。

先ほどの例題でを使って説明します。

<タイトル>
ハイライトグラデーションボブ

<内容>
ブリーチ後にアッシュ系のカラーを重ねてグラデーションに仕上げました!立体感、動き、お洒落感アップ!根元が伸びてきても気になりずらいです^^前下がりのカットラインでスタイルをよく見せてくれる、こなれ感もプラスしました☆

まずタイトルですが、「ハイライトグラデーション」というのは、美容師の私達は当然「ハイライトグラデーション」はカラーのことだと認識できますが、一般の人には「グラデーションカット」されているボブだと理解することもあります。

そのほかには、説明文の中に「アッシュ系カラーを重ねる」とありますが、重ねるのはブリーチの上からアッシュ系カラーを塗りたすのかな?と勘違いしたりします。

これは、よくある事です。
一般女性がどの程度、美容に対しての理解があるのか?をいつも考えて書くようにしましょう。

5.読みやすく可読性の高い文章

読みやすく分かりやすい文章は、読むのに必要な労力を最小限にし、最後まで読んでもらいやすくなります。

こちらでは、すぐに実践できるコツを紹介しています。

6.あなたらしいUSPで差別化

USPとは、『USP(ユニーク・セリング・プロポジション)』の略で、「他にない独自の強み」のことを指します。

何万とヘアスタイルがある中で、そのヘアスタイルは「他と何が違い、なぜ良いのか?」「ヘアスタイルのウリはなんなのか?」USPをライティングにプラスするだけで、ユーザーは購入する理由が明確になるのです。「かしこい選択」をしたいと思っているユーザーに、理由付けをしてあげる事で選ばれる確率がグンと上がります。

美容師のUSPを成功させるコツ
  1. サーベイ(顧客のニーズ調査)する
  2. オリジナルにこだわらなくても良い
  3. 複数を掛け合わせる
  4. ニッチ※な分野で専門的になる
  5. 全員に喜ばれようとしない
  6. タイミング
  7. 商品の機能の高さはUSPにならない


※ニッチとは「隙間」の意味である。潜在的にはニーズがあるが、まだビジネスの対象として考えられていないような分野を意味する。ニッチを狙って、利益を上げようとする戦略を「ニッチ戦略」といいます。市場規模は小さいが、特定のニーズにマッチしたマーケティングを展開することにより、顧客はプレミアム価格を容認する(少々価格が高くてもよい)傾向にある。

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一番重要なのは顧客のニーズからスタートすることです。詳しくは、また記事にしていきますね。

まとめ

  1. テーマを明確にすること
  2. 説明文に具体的な内容が書く
  3. 先回りして答えを提示する
  4. 論理の飛躍に気をつける
  5. 可読性の高い文章
  6. あなたらしいUSPで差別化

とにかく推敲する

推敲とは、自分の書いた文章をじっくり読み直して、おかしな所や悪い所がないかをチェックし、悪い所があれば修正していくことを意味します。
ライティング上達には、推敲を繰り返すことがとても大切です。

※質問やご感想頂けると更新の励みなるので、どしどしお願いします。