ヘアオイルをつけすぎた時の対処法【ドライヤー・ベビーパウダーがない時の応急処置を美容師が解説】
ヘアオイルをつけ過ぎて前髪がベタベタ、髪を洗ってない人みたいになった。一度はみんな経験するヘアオイルのつけ過ぎ案件。そんな時に使える対処法・応急処置に関する豆知識を美容師が紹介します。是非、参考にして明日からやってみてください。
ヘアオイルをつけすぎた時の対処法【ドライヤー・ベビーパウダーがない時の応急処置を美容師が解説】
①濡れタオルで拭き取ってからドライヤー
- タオルをお湯で濡らし、かたく絞っておきます。
- ヘアオイルをつけすぎた部分に軽く押さえるようにして拭き取ります。
- 髪が少し濡れるので、ドライヤーで乾かしましょう。
- 髪の状態を見てスタイリングをしたら完成。
ノンアルコールのウェットティッシュでもOKです!
ポイント①お湯で濡れタオルをつくる
水ではなくお湯で濡れタオルをつくることがポイント。ヘアオイルの油性成分を効率よく落とすことができます。
食器を洗うときにお湯の方が汚れが落ちやすいのと同じ原理です。
ポイント②優しく押さえるように拭き取る
強く擦るのはNGです。キューティクルに負担をかけないよう、優しく押さえるように拭き取りましょう。
②ヘアブラシ(豚毛・猪毛)でブラッシングする
ヘアブラシ(豚毛・猪毛)を使ってブラッシングすることで、付けすぎたヘアオイルを髪全体に馴染ませることができます。
大きく改善できるわけではありませんが、髪を洗う時間がない時や濡れタオルつくる時間がない時に使えるテクニックです。
③ベビーパウダーを使う
ヘアオイルをつけ過ぎた部分にベビーパウダーを馴染ませて、くしでコーミングするとベタつきを取り除くことができます。
ベタつきがなくなり、サラサラな質感になります。
ベビーパウダーをつける量に気をつけましょう。多くつけ過ぎると髪が白っぽくなるので、少量ずつつ付けていくのがコツです。
簡単にできるベビーパウダーですが、急いでる時は焦ってたくさん付けてしまうケースもあります。注意してくださいね。
④ヘアアレンジをしてごまかす
ボブ〜ロングヘアの方は、ヘアアレンジをしてごまかすのもありです。
ヘアオイルをつけ過ぎても簡単なハーフアップやお団子、編み込みなどがささっとできれば誤魔化すことができますね。
ヘアオイルでベタベタ髪にならないための予防法
①つける順番に気を付ける
ひょっとしてヘアオイルを髪の表面から付けてませんか?
鏡を見ながらヘアオイルをつけると、表面から手ぐしを通すように付けているという方は少なくないです。
正しい順番は、髪の毛先→内側→表面→前髪です。
髪の内側にたくさんつけてもベタつかないが、表面につけるとベタつきます。
耳後ろや、襟足付近から髪の内側に手を入れてつけましょう。
②少量ずつ付ける
一度に沢山の量をつけると必ずつけ過ぎてしまい、全体的にオイルでベタベタになります。急いでる朝なんかだと、ドバドバとヘアオイルを付けてしまうので、注意しましょう。
少量ずつ手にとり、つけていくように心がけましょう。
③ベタつきにくいヘアオイルを使う
つけ過ぎてもベタベタしにくいヘアオイルもあります。特に、洗い流さないトリートメントタイプのヘアオイルはベタつきにくいので、選んでみてはいかがでしょう。
こちらでは、比較的ベタつきにくいヘアオイルを紹介しています。是非ご覧ください。
まとめ
ヘアオイルをつけ過ぎた場合の対処法と応急処置の方法について解説してきました。ヘアオイルは雑に付けると、どうしてもベタベタになりやすいものなので、丁寧に付けるように心がけましょう。是非、試してみてください。
記事の内容は、個人の感想であり効果効能または安全性を保証する、あるいは否定したりするものではありません。