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髪の毛を綺麗に伸ばす10の方法【美容師がこっそりやっている裏技】

髪の毛を綺麗に伸ばす10の方法【美容師がこっそりやっている裏技】

髪をキレイに伸ばす為には、正しいヘアケアに取り組むの事が大切です。

「正しいヘアケア方法?」わからないよという人のために、美髪になるためのヘアケア方法を紹介していきます。

もしかすると既に知っている知識もあるかと思いますが、あらためて毎日のヘアケア方法を再確認する気持ちで読んでいただけたら幸いです。

髪の毛を綺麗に伸ばす10の方法

1.美髪はシャンプー選びから

シャンプートリートメント


髪を美しく保つ為には、シャンプーにこだわりましょう。
シャンプーを選ぶ基準はただ一つ、頭皮に合うものを選ぶということです。

乾燥していて敏感肌の人にはアミノ酸系シャンプー

アミノ酸系のシャンプーは、肌と同じ弱酸性のため低刺激です。

保湿力が高く、洗浄力もマイルドなので、敏感肌や乾燥肌の人におすすめです。

その代わり洗浄力の弱さから、スタイリング剤をしっかり付けた髪は、時間をかけて洗い上げるか、2度洗いする必要があります。

アミノ酸系シャンプーは、ダメージしている髪や、カラーやパーマを繰り返している髪に最適です。

頭皮がベタつきやすい人におすすめな石鹸系シャンプー

石鹸シャンプーは添加物が少なく肌への刺激はマイルドですが、洗浄力はしっかりあり皮脂を落とす力はやや強めです。

頭皮がベタつきやすい、オイリー肌の人におすすめ。

ただし、成分が弱アルカリ性なので無頓着に使用すると髪にダメージを与えかねません。必ずクエン酸系のコンディショナーと併用することをおすすめします。

髪が弱アルカリ性に傾いた場合を理解するのに分かりやすいのが、髪を洗い流す時にキシキシする感触です。

逆に、クエン酸系のコンディショナーなどを使って、髪本来の弱酸性にphを戻すと洗い流す時にツルツルした感触になります。

2.正しいシャンプーで美髪に

美容師が教えるシャンプーの正しい使い方・洗い方
シャンプーを正しく行う事で頭皮環境がよくなり、健康な髪が生えてくるようになります。

美髪を叶える正しい髪の洗い方をチェックしていきましょう。

シャンプー前のブラッシング

シャンプー前の髪には、ゴミやホコリがついていたり、毛先が絡まっていたりしていることがあります。

浴室に入る前に、ブラッシングでゴミやホコリをあらかじめ取っておくことで、シャンプーで落としきれない汚れや抜け毛をしっかりと取り除くことができます。

それだけでなく、ブラシングによる適度な刺激が頭皮の血行促進にもなるので育毛効果も期待できます。

「クッションブラシ」や「パドルブラシ」を使う時の注意点。それは、毛先から根元の順にブラッシングすることです。

いきなり根元から毛先に向かって、一気にとかすと必ず引っかかり、枝毛や切れ毛の原因になってしまいます。

ブラシには髪についたゴミや、抜けた髪がたくさん付きます。衛生的にも定期的なブラシのメンテナンス(週に1回お掃除)は必ずしてくださいね。

ブラッシングをした事のない人は、こちらが参考になります。
ヘアブラッシングの方法:効果を引き出す6つのポイント
ブラシ持ってないよという方はこちらを
パドルブラシおすすめランキング

シャンプー前のすすぎをしっかりする

シャンプーを始める前に、お湯でしっかり頭皮と髪を洗いましょう。

お湯でしっかりとすすぐ事で80%の汚れを落とすことができると言われていて、すすぎをしっかりと行う事でシャンプーの泡立ちも良くなります。

少なくとも2分程度は、髪の毛と頭皮全体にしっかりと手を通しながらすすぎます。

シャンプーを手のひらで泡立てる

シャンプーを手のひらに出します。

シャンプーの分量はだいたい500円玉程度(ボブ〜ミディアムの長さの場合)。毛量や、長さに合わせて調整しましょう。

そこにお湯を加えて泡だてます。このひと手間が大切。

シャンプーを泡だててないまま擦り始めると、摩擦で髪がダメージするので気をつけてくださいね。

髪ではなく頭皮を洗う

シャンプーは、髪を洗うのではなく地肌を洗いましょう。

毛穴に詰まった皮脂を取り出すように、指の腹でマッサージするようにシャンプーします。

爪を立てたり、強くマッサージしたり、ゴシゴシ洗うのはNGです。

シャンプー用のブラシを使う時も、優しく洗うことを心がけてくださいね。

すすぎはしっかりと

シャンプーに含まれる界面活性剤は、食器や洋服を洗うための洗濯洗剤と同じ洗剤の一種です。

シャンプーが頭皮に残ると、髪のダメージはもちろん頭皮トラブルの原因となります。

シャンプーにかけた時間の倍の時間は、すすぐようにしてください。

コンディショナー・トリートメントの付け方

シャンプーをしっかりすすいだら、コンディショナーかトリートメントをつけましょう。

毛先から手ぐしを通すようにつけて行きます。少し手の腹で髪に入れ込むように温めると浸透効果が増します。

すすぎ洗いは髪に残らないようにしっかりと、特に頭皮に残るとかゆみの原因になります。

トリートメントのすすぎ残しは、頭皮や背中の肌荒れに原因になります。ぬめり感がなくなるまで、しっかりとすすぎましょう。

タオルドライ後に、すぐ洗い流さないトリートメントをつける

髪の毛が濡れている状態は、キューティクルが膨潤してダメージを受けやすくなります。

あまり強くタオルドライせず、優しくタオルで挟みながら水分を取りましょう。

そして、すぐに洗い流さないトリートメントをつけましょう。すぐに付けることで、浸透しやすく洗い流さないトリートメントの効果を発揮しやすくなります。

洗い流さないトリートメントは、スキンケアでいうと化粧水にあたります。

洗顔後に化粧水をしばらくつけないで放置するなんてありえないですよね?できるだけ早めにつけましょう。

自分にあった洗い流さないトリートメントの選び方についてはこちらが参考になります。

自然乾燥させずにドライヤーで乾かしきる

髪の毛が濡れている時は、毛髪表面のキューティクルが開いていて、ダメージを受けやすい状態です。

シャンプー後は必ずドライヤーを使って、しっかりと乾かすようにしましょう。

よくあるのが髪は乾いてるけど、地肌が湿っているという状態。

頭皮が湿ったままだと常在菌が繁殖してフケやニオイの原因になるので注意しましょう。

3.朝シャンはダメ!夜シャンしよう

バスルーム
夜寝る前に頭皮を清潔な状態にしておきましょう。

朝シャンは寝ぐせをなおせるし、一石二鳥というメリットはありますが、頭皮と髪にはよくありません。

オイルやスタイリング剤がついたままにすると、オイルが酸化し毛穴に汚れが詰まり、頭皮荒れの原因になります。

キレイに髪を伸ばしたい方は、必ず夜シャン。

4.ドライヤー・アイロンの使い方

ドライヤーで髪を乾かしている女性

ドライヤーで乾かすときのポイント

温風と冷風を交互にあて髪の温度が上がりすぎないように気をつけましょう。

ドライヤーを持つ手が疲れてくると、ドライヤーと髪の距離が近きすぎることがよくあります。髪が高温になってしまうので気をつけましょう。

アイロンを使うときのポイント

ヘアアイロンは、必ず髪が乾いた状態で使うようにしてください。濡れたままの状態で使用すると高温になりすぎてダメージします。

温度は150℃〜160℃がおすすめです。

ミストタイプの洗い流さないトリートメントの場合髪が濡れるので、必ず乾かしてからアイロンを使用してください。

5.頭皮マッサージをしよう

頭皮は髪の土壌です。頭皮が健康でなければ、しっかりとした髪は生えてきません。時々でもいいので、頭皮マッサージをしましょう。

頭皮マッサージは、指の腹、手のひらを使い頭皮全体をマッサージするようにしてください。

あくまで血行を良くするのが目的なので、毛細血管が切れるくらい強くしたり頭をトントン叩いたりしないでください。多くの人は、マッサージが強すぎます。
ベストな強さは撫でるように優しくです。
頭皮だけでなくこめかみ、首周り、鎖骨とリンパの流れを意識してマッサージするといいでしょう。

6.トリートメントの効果的な使い方

【美容師が教える】コンディショナーの正しい使い方:使用時の注意点
髪は爪と同じで自己修復しない、というのは皆さんご存知だと思います。美髪になる為には、外側からのケアがとても重要になります。

週に2回は自宅でトリートメントをしましょう。

「トリートメントの効果を実感できていない」という方は、これから紹介する方法をお試しください。

いや、美髪になりたい方は必ずこの方法に切り替えてください。

1.髪の水分をタオルでとります。

髪内部に水分が含まれすぎていると、必然的にトリートメントの濃度が薄まってしまいます。

タオルで水気を少し取るだけで、トリートメント効果を最大限に発揮する事ができます。

2.コーミング(くしでとかす)

トリートメントを均一になじませるために、粗めのコーム(くし)でとかします。

このひと手間で手触りがすごく良くなります。

この時のコームは必ず粗めです。細かいコームはかえって髪に傷をつけます。

3.蒸しタオルで10分

先ほど髪を軽く拭いたタオルで蒸しタオルをつくり、髪に巻きつけて10分おきます。

タオルが冷えるので何回か蒸しタオルを作りなおすとより良いでしょう。

7.髪の分け目を時々変えよう

ずっと同じ分け目だと、髪と頭皮に負担がかかります。

気がつないうちに頭皮は紫外線で日焼けをしたり、ロングヘアーの人は髪に重さがあるので引っ張られたりしています。

時々、分け目を変えることで抜け毛、切れ毛、薄毛の予防にも繋がります。思い出したときにでも変えましょう。

ヘアカットをしてもらう時に、分け目を時々変えることを伝えましょう。分け目を変えても、おかしくならないようにデザインしてくれますよ。

8.髪に優しい食生活

残念ながら「髪の毛にはこれを食べれば大丈夫」という特定の食材はありません。

基本は三大栄養素(炭水化物・タンパク質・脂質)とビタミンやミネラルをバランスよく食べること。

髪を構成するのは、18種類のアミノ酸で構成されるケラチンというたんぱく質です。
アミノ酸は食べ物から摂取することが大切です。

摂取したアミノ酸が体内でケラチンを合成するのに必要となるのがミネラルとビタミンです。

代表的なのが亜鉛、鉄分、ビタミンB6、ビタミンC、ビタミンB群、ビタミンA、ビタミンE、グルタミン酸、シスチンです。

良質なタンパク質とビタミンとミネラルをキーワードにバランスのとれた食生活を心がけましょう。

朝食

焼き魚定食


朝食には代謝の材料となるタンパク質を中心に、これから始まる1日のエネルギーの元になる良質な脂肪や炭水化物をとります。

<メニュー例>
焼きシャケ、玄米ご飯、なめこの味噌汁、にんじんとりんごのスムージー、

昼食

生姜焼き定食


1日のうちで、一番たっぷり食べられるタイミングです。赤身の肉や鶏肉、魚といった良質なタンパク質、そして野菜も豊富にとりましょう。

<メニュー例>
豚肉の生姜焼き、キャベツの千切り、ご飯、けんちん汁

おやつ

スムージー


インスリンを分泌するすい臓が最も活発な時間帯です。

果物や、甘いものをとるのに最適な時間帯で、スムージーなどもおすすめ。

1日働いて疲れた体内には活性酸素もたくさん発生しているので、抗酸化作用のあるビタミンうやミネラルをしっかり摂りましょう。

<メニュー例>
ドライフルーツ、野菜と果物のスムージー

夕食

煮魚定食


夕食は21時までに終えることが理想です。

内臓に負担をかけないように脂質の多いものは控えたいですね。

消化に良い魚、野菜をたっぷり摂りましょう。内臓を冷やさないように身体を温めてくれる食べ物を選びましょう。

<メニュー例>
煮魚、温野菜、納豆、味噌汁

忙しいみなさんは、なかなか食事のタイミングやメニューをコントロールするのが難しいかと思います。

外食時のメニュー選びの参考程度に、無理なく取り組んでみてください。

意外とシンプルです。朝は、しっかりと食べる。昼は、肉とか魚とかしっかり食べる。

夜は、暖かくて消化にいいものを食べる。摂りにくい野菜だけ意識的に食べましょう。

9.美の基本は生活習慣

生活習慣も大切です。良質な睡眠と適度な運動を心がけましょう。

これは、髪に限らず美の基本です。

インナーから変えていくことが一番大切です。

週に2回は30分以上の運動はできていますか?質の高い睡眠は取れていますか?あらためて見直して見ましょう。

10.1ヶ月半に一回は美容室でメンテナンス

美髪に一番大切なのは、美容室でのケアです。目安として1ヶ月半に1回は、美容室でメンテナンスをしましょう。ヘアスタイル、美容師に迷っている人は、是非LALAヘアカタログで見つけてください。厳選した美容師を掲載しています。

髪がキレイになると見た目だけでなく、手触りも良くなり、髪の乾きが早くなったり、スタイリングがしやすくなったりと良いことがたくさんあります。
コツコツと美髪ケアを続けていくことで、やらないと気持ち悪いというところまで習慣化できると良いですね。美髪ケア頑張ってください。

※記事の内容は、効能効果または安全性を保証する、あるいは否定したりするものではありません。