白髪を抜く・切るどっちが正解?正しい白髪の対処3つを紹介

白髪を抜く・切るどっちが正解?正しい白髪の対処3つを紹介

「白髪を抜くのと切るのどちらがいいですか?」
「白髪を抜くと増えるって本当ですか?」
このような白髪の悩みに対して、今回は正しい白髪の対処法について詳しく解説していきます。

白髪が最近見つかってどうすればいいのか悩んでいる方、白髪染めをする方でもない数本しか白髪がない方におすすめの記事です。

監修者

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下川直人

目次

白髪を抜く・切るどっちが正解?

白髪を抜いてもいい?

白髪を抜くのはダメ!

確かに白髪を抜くと一時的に白髪はなくなります。しかし、白髪を抜くという行為には大きなデメリットがあるので絶対におすすめしません

白髪を抜くとどうなるの?

白髪を抜くことで毛穴に負担がかかります。場合によっては、頭皮の炎症を起こすこともありますし、抜いた時の衝撃で毛根の形状が変化することもあるとくせ毛になることも

ひどい時には、抜いた毛穴からは2度と毛が生えてこない場合もあります。白髪を抜くという行為には、このようなデメリットが付いてくることをお忘れなく。

白髪を抜くと増えるって本当?

白髪を抜くと増えるという噂は本当なのか?実は増えることも減ることもないそうです

白髪を抜いた毛穴からは、同じように白髪が生えてくるようです。

白髪を切るのはいい?

白髪を切るのは、目立たない部分(髪の内側)にある白髪なら大丈夫です。

髪の表面や顔まわり、もみあげなどの目立つ部分にある白髪を切るのはダメ。

短く切った白髪は、伸びてくるとツンツンと立ってしまい非常に不恰好です。

髪の内側や伸びてきても隠せる部分の白髪でない限り、切るのはやめておきましょう。

白髪の正しい対処法3つ

ちらほら見つかる白髪の正しい対処法を3つ紹介します。

1.部分的に白髪染めを使う

美容室で普通のカラー(オシャレ染め)で髪を染めている方は、白髪が生えている部分だけ白髪染めを使うという方法があります。

白髪の気になる部分だけ白髪染めを使い、それ以外を普通のカラー(オシャレ染め)で染めるという塗り分けができます。

自然な仕上がりでヘアカラーを楽しむことがでできます。

美容室でしかできない技術なので、担当の美容師さんに相談してみると良いでしょう。

2.黒髪の場合はヘアマニキュアを使う

普段からカラーをしていない、黒髪の場合にはヘアマニキュアを使うと良いでしょう

メリットとしては、髪や頭皮に負担がなく、髪にツヤがでます。黒のヘアマニキュアを使えば、自然な黒髪に仕上がります。

自宅でもできますし、美容室でもできます。

3.白髪染めトリートメントを使う

白髪染めトリートメントで染める方法があります。

メリットは、髪や頭皮に負担がなく、トリートメント効果があるので髪にツヤがでます。自宅のお風呂場で簡単にできるので、美容室に行く時間がない方におすすめです。

色種類はブラック、ダークブラウン、ライトブラウンの3種類がスタンダード。

継続して使うことで少しづつ色が付くものなので、白髪染めしました感がなく自然な仕上がりになります。

まとめ

白髪を抜く、切るのはおすすめしません。

白髪染めを使うことを視野に入れつつ、正しい対処法をとりましょう。

そもそも白髪はなぜ生えるのか?白髪の予防と対策についてはこちらをご覧ください。

記事の内容は、個人の感想であり効果効能または安全性を保証する、あるいは否定したりするものではありません。

参考文献:
幹細胞と老化 白髪になる仕組み解明
白髪や白斑のメカニズムを解き明かす。|岐阜大学
白髪が生じるメカニズム 青戸 隆博,西村 栄美
外的因子が毛髪構成要素に及ぼす影響|関西大学審査学位論文
DEMI|頭皮の基礎知識 vol.9「白髪」
SHISEIDO|どうして白髪になるの?3つの原因を研究員が解説!
メラノサイト|資生堂

著者情報

美容師資格を保持する美容師が執筆&監修する美容メディア。「ヘアケア・スキンケア・メイクアップの基礎知識」や「美容の雑学」をわかりやすく解説。プロがおすすめする美容アイテムも紹介します。

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