白髪染めでも明るい髪色を楽しみたい!いつもはオシャレ染めだけど白髪もカバーしたい。そんな方におすすめの明るい色に仕上がる白髪染めセルフカラーを紹介します。ドラッグストアや薬局、Amazon、楽天などの通販サイトで購入できる市販の白髪染めの中からブローネやサイオス、ルミエストなど人気ブランドを美容師が厳選しました。明るい色の白髪染めの選び方や参考にできるヘアスタイル画像も紹介します。
明るい色の白髪染めの選び方
明るい白髪染めを選ぶ時のポイント4つを紹介します。
- 明るさから選ぶ
- 色から選ぶ
- 塗りやすさから選ぶ
- トリートメントが付いているかチェックする
①.明るさから選ぶ

出典:Amazon
白髪染めメーカーのウェブサイトや箱パッケージに掲載されているカラーチャートを参考にして、求める明るさの白髪染めを選びましょう。色番号は各メーカーによって違いがあるので注意が必要です。
明るさ選びの注意点

明るさ選びで注意したいポイントが2つあります。
- 明るめは白髪の染まりが弱い
- 明るめは色落ちが早い
白髪の染まりを重視する方、色持ちを重視する方は、暗めを選ぶことをおすすめします。
白髪の染まりや色持ちよりもデザイン性を重視する方は、明るめを選びましょう。
②.色から選ぶ
白髪染めには、大きく分けて寒色系と暖色系の2種類あります。

出典:Amazon
寒色系と暖色系ではヘアスタイルの印象が大きく異なります。
寒色系

アッシュカラーやグレージュカラーが代表的で、灰色や青がベースとなっているカラーです。
髪に透明感がでて、軽さがでるので春夏にぴったりなカラーです。
ブルーベース(ブルべ)と言われる肌色の方におすすめの色味です。
暖色系

ピンク系やオレンジ系、赤系のカラーが暖色系です。
髪にツヤがでて見え、女性らしいフェミニンな印象を与えます。
イエローベース(イエベ)と言われる肌色の方におすすめの色味です。
③.塗りやすさで選ぶ
白髪染めには、クリームタイプ、乳液タイプ、泡タイプの3種類に分けることができます。
クリームタイプと乳液タイプは、少し手間がかかりますが染まりの良さにメリットがあります。
白髪染め初心者の方には、泡タイプが塗りやすくておすすめです。
クリームタイプの白髪染め

出典:Amazon
- 染毛力が高い
- 均一に塗るのが難しい、仕上がりにムラができやすい
- 慣れている人におすすめ
クリームタイプの白髪染めは、染毛力が高いという特徴があり美容室でも使われています。
しかし、均一に塗るのが難しく仕上がりにムラができやすい。不器用さんには不向きです。
1剤と2剤を自分で混合するタイプ、ワンプッシュで混合したものがでるタイプがあります。
乳液タイプの白髪染め

出典:Amazon
- 髪馴染みがよく染まりやすい
- 液ダレに注意する
乳液タイプの白髪染めは、コームと一体型になっているものが多く、櫛を通すように塗ることができます。
少し手間がかかりますが、髪に馴染みやすく染まりの良さにメリットがあります。
上手に染めるコツは、薬液が一部に溜まらないように、満遍なく均一に塗るように心がけましょう。
泡タイプの白髪染め

出典:Amazon
- 染まりムラになりにくい
- 染毛力は弱い
- 初心者におすすめ
泡タイプの白髪染めは、不器用な方でも簡単に染めることができ、染まりムラになりにくい特徴があります。
セルフカラー初心者な方は、泡タイプを選びましょう。
しかし、染毛力が弱めなので、染まりにくい髪質の方には不向きです。
④.トリートメントが付いているかチェックする

出典:Amazon
白髪染めにトリートメントも付いているかチェックしましょう。
白髪染めの後にトリートメントをすることで、髪のコンディションを整える効果や色落ちを防ぐ効果があります。
もし白髪染めにトリートメントが付いていない商品を購入した場合は、トリートメントを別で用意しましょう。
おすすめはヘアカラーに適したトリートメントです。
明るい色の白髪染めのおすすめランキング10選【市販の人気アイテムを美容師が厳選】
白髪染めが塗りやすさ、色バリエーション、成分内容、コストパフォーマンスに優れているかなどを評価して厳選しています。
お気に入りの白髪染めを見つけてください。
10位.クレオディーテ ヘアカラーエマルジョン

出典:Amazon
白髪があってもオシャレに髪色が楽しめるエマルジョンタイプの白髪染め。ノズル型のブラシで髪に塗りやすい。
白髪の量が少なめで、髪が柔らかくて染まりやすい髪質の方におすすめです。アフターヘアパックがついています。
白髪の染まりが弱めなので、オシャレ染め感覚で使用するほうがいい。
色種類 | 10色 |
タイプ | 乳液タイプ |
セット内容 | 1剤・2剤・トリートメント |
9位.ブローネ らく塗り艶カラー

出典:Amazon
低価格なクリームタイプの白髪染め。
手にフィットして、後ろも塗りやすい「らく塗りブラシ」が特徴です。
ローズヒップオイル(毛髪保護成分)椿オイル(毛髪保護成分)オリーブオイル(毛髪保護成分)を配合。
ブラウンベースのカラーバリエーション。トリートメントは付きません。
オフィシャルサイトにはセミロング1回分と記載があります。匂いが強い。
色種類 | 9色 |
タイプ | クリームタイプ |
セット内容 | 1剤・2剤 |
8位.クレオディーテ ヘアカラー エマルジョン マイパーソナルカラーズ

出典:Amazon
ファッションカラーのような感覚で髪色を楽しめる白髪染め。
乳液タイプですが、クシ型ノズルで髪に塗りやすいタイプ。
とにかく明るくしたいという方に向きますが、白髪の染まりや発色を重視する方には不向き。
色種類 | 11色 |
タイプ | 乳液タイプ |
セット内容 | 1剤・2剤・トリートメント |
7位.ブローネ ルミエスト ヘアカラー

出典:Amazon
確かに明るくなるが白髪を染める力は弱め。おしゃれ染めに近い。
明るい髪色に仕上がるピンク系・ブラウン系・アッシュ系の全10色展開。
リペアトリートメント付き。指どおりなめらか、しっとり質感の染め上がり。クリームタイプの白髪染めなので、不器用さんには少しハードルが高そう。
色種類 | 10色 |
タイプ | クリームタイプ |
セット内容 | 1剤・2剤・トリートメント |
内容量 | 108g |
6位.ウエラトーン2+1 クリームタイプ

出典:Amazon
ブラウンベースで全25色の白髪染め。深みのあるブラウンがベースになっているので、明るさよりも白髪の染まりを重視する方におすすめです。トリートメントではなく、エッセンスがついてくる。トリートメントはご自身で用意する必要があります。白髪の染まりはダントツですが、そこまで明るくならない。
複数回に分けて使えるので、部分的なタッチアップにも。
色種類 | 25色 |
タイプ | クリームタイプ |
セット内容 | 1剤・2剤・エッセンス |
5位.サイオス カラージェニック ミルキーヘアカラー

出典:Amazon
白髪が少なめの方におすすめの乳液タイプ白髪染め。
明るめのスタイリッシュな色味で、白髪染めらしからぬカラーバリエーション。
アフターカラーヘアパックが付いてきます。クリームタイプも販売されています。
色種類 | 15色 |
タイプ | 乳液タイプ |
セット内容 | 1剤・2剤・トリートメント |
4位.サロンドプロ ザ・クリームヘアカラー 白髪用

出典:Amazon
簡単ワンプッシュタイプのクリームタイプの白髪染め。
1剤と2剤のクリームが同時に出てくるワンプッシュボトルなので、手軽で簡単。
残った分は次にとっておけるので、生えぎわなどの定期的な部分染めにも便利です。
白髪染めに海藻エキス、加水分解コンキオリン液、ホホバオイル、椿オイルなどの毛髪を保湿保護するヘアケア成分を配合。全15色のカラーバリエーションで明るめから暗めまであります。
トリートメントは付いてません。
色種類 | 15色 |
タイプ | クリームタイプ |
セット内容 | 1剤・2剤 |
3位.ロレアルパリ エクセランス N クリームタイプ 白髪染め

出典:Amazon
染める前に使う下地エッセンスに、アフタートリートメントが付いた贅沢な白髪染め。
オーソドックスなクリームタイプの白髪染めです。そこそこ値段はしますが、納得の仕上がりです。
明るさと白髪をしっかりと染めるを両立したい方におすすめ。明るさを求めるなら他商品がいい。
色種類 | 13色 |
タイプ | クリームタイプ |
セット内容 | 1剤・2剤・トリートメント・下地エッセンス |
2位.ブローネ泡カラー

出典:Amazon
白髪が気になりはじめた方におすすめの白髪染め。泡タイプなのが特徴で、簡単にムラなく染められます。
1箱でセミロングヘア1回分。トリートメント付き。1,000円をきる価格なのでコスパもいいです。
オシャレな色種類が豊富なのも嬉しいポイント。
色種類 | 22色 |
タイプ | 泡タイプ |
セット内容 | 1剤・2剤・トリートメント |
1位.ホーユー シエロ デザイニングカラー

出典:Amazon
トレンドを感じる色バリエーション。発色がよく明るく染まるクリームタイプの白髪染め。
コームと一体型になっていて、塗りやすいのが特徴です。色持ち成分(テアニン&タウリン)配合。
この価格でシャンプーとトリートメントが付いてきます。アミノ酸系ベースのシャンプーでコラーゲンなどの保湿成分を配合しています。
色種類 | 14色 |
タイプ | クリームタイプ |
セット内容 | 1剤・2剤・シャンプー・トリートメント |
明るい白髪染めのヘアカタログ画像
明るい白髪染めの色選びの参考になるヘアカタログ画像を紹介します。
ベージュ系、ライトブラウン系、カーキアッシュ系、アッシュベージュ系、グレージュ系について解説します。
ベージュ系の白髪染め

出典:LALA
明るめのベージュ系カラー。カジュアルな印象で透明感のあるスタイルです。
ベージュをベースとした配色は色持ちが悪い傾向があるので、最低でも月1回のメンテナンスができる方におすすめです。
ライトブラウン系の白髪染め

出典:LALA
ブラウンをベースとした明るめのカラー。赤みのある茶色がベースなので、明るくしても髪の艶感を損ないません。
女性らしさ、髪の柔らかさを引き出すヘアカラーです。比較的、どんなヘアでも相性のいい髪色です。
カーキアッシュ系の白髪染め

出典:LALA
カーキアッシュ系の髪色。深みがありつつも透明感もあるので、印象が重たくなりません。
色落ちしても赤っぽくならないので、色を楽しめる期間が長い特徴があります。
デザインの強いスタイルにもぴったりです!
アッシュベージュ系の白髪染め

出典:LALA
アッシュベージュ系の寒色カラー。灰色や青がベースとなっているベージュです。
髪に透明感がでて、軽さがでるので春夏にぴったりなカラーです。
色落ちしても赤っぽくならない、ベージュカラーになります。ブルーベースの肌色におすすめの髪色です。
グレージュ系の白髪染め

出典:LALA
淡い色味のグレージュ系のカラー。髪が柔らかくみえて女性らしさを引き立てる色味。
グレージュとは、グレーとベージュをかけ合わせた色なので、髪が赤っぽくなりにくいベージュになるのが特徴です。
まとめ
明るい髪色を楽しむことのできる、市販の白髪染めを紹介してきました。
ただ明るくなるだけでは、オシャレ染めと変わりません。白髪も染まりつつ、明るい色になる。これを叶える白髪染めを厳選しています。
白髪染めが塗りやすさ、色バリエーション、成分内容、コストパフォーマンスに優れているかなども評価しました。
ぜひ、参考にしてください。
※白髪染めは使用上の注意をよく読んで、正しくお使いください。
※ヘアカラーでかぶれたことのある方は絶対に使用しないでください。
※ヘアカラーで染毛の2日前(48時間前)には、毎回必ず皮膚アレルギー試験(パッチテスト)をしてください。 記事の内容は、個人の感想であり効果効能または安全性を保証する、あるいは否定したりするものではありません。
内容については、予告なく変更になる可能性があります。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
掲載しているヘアスタイルはLALAヘアカタログからの引用になります。


