美容室ヘアカラーのベストな頻度について美容師が解説します。
髪の状態、白髪の有無によっても頻度は異なります。そして、ヘアカラーをするとダメージもつきもの。
頭皮や髪への負担を考えるとすくなければ少ない方がいい。
今回は、美しさをキープしつつ、頭皮や髪へのダメージを抑えた理想的な頻度を紹介します。
この記事の目次
美容室ヘアカラーのベストな頻度
美容室でのヘアカラーのベストな頻度は、髪の美しさ、ダメージ負担を考えると1ヶ月半〜2ヶ月です。
髪の状態、デザインによっても異なりますので、担当美容師と相談するのが一番です。
オシャレ染め
オシャレ染め(ブリーチを使わない)の場合、1ヶ月半〜2ヶ月がおすすめです。
暗めのオシャレ染め
地毛よりも少し明るいくらいの暗め(7トーン〜9トーン)のオシャレ染めは、2ヶ月〜2ヶ月半が目安。
明るめのオシャレ染め
明るめ(10トーン〜14トーン)のオシャレ染めは、1ヶ月〜1ヶ月半が目安。
白髪染め
白髪が全体の10%〜30%
全体の10%〜30%が白髪の場合、1ヶ月半〜2ヶ月が理想の頻度です。
部分的に気になるようであれば、1ヶ月ごとに全体、根元、全体と分けて染めると、白髪が目立ちにくくておすすめです。
白髪が全体の30%〜50%
全体の30%〜50%が白髪の場合、1ヶ月〜1ヶ月半が理想の頻度です。
白髪が全体の50%以上
白髪が全体の50%以上ある場合、3週間が理想の頻度です。
ハイトーンカラー
ハイトーンカラー(ブリーチあり)の場合、デザインにもよりますが1ヶ月ごとに染めるのがベスト。
全体の色落ちが早く、キレイな状態を維持するにはコンスタントにカラーする必要があります。
紫シャンプーやピンクシャンプーといったカラーシャンプーを使うことでヘアカラーを長持ちさせることができます。
ヘアカラーを長持ちさせるコツ5つ
髪を染めたらできるだけ長持ちさせたいですよね。
ヘアカラーを長持ちさせるコツ5つを紹介します。
1.アミノ酸系のシャンプーを使う
もっとも重要なポイント。それがアミノ酸系シャンプーを使うこと。
毎日するシャンプーをアミノ酸系シャンプーに変えるだけで、ヘアカラーの持ちがよくなります。
なぜなら、アミノ酸系シャンプーに含まれる洗浄成分は他のシャンプーと比べてマイルドだからです。
強い洗剤で手を洗うと手の油分が奪われ、カサカサになったりすることないですか?
シャンプーも洗剤なので、洗浄力が強いとヘアカラーで髪に入れた染料が流出します。
ヘアカラーを長持ちさせるには、アミノ酸系シャンプーを使うのがおすすめです。
2.トリートメントをする
自宅でトリートメントをすると、ヘアカラーを長持ちさせることができますよ。
自宅でのトリートメントの理想的な頻度
自宅でのトリートメントの理想的な頻度は、毎日です。
毎日トリートメントをすることでキューティクルを保護し、ダメージを受けにくい状態をつくります。
デイリー使いができるトリートメントも数多く市販されていますよね。
3.洗い流さないトリートメントを使う
洗い流さないトリートメントを使うのがおすすめです。
ヘアオイルやヘアミルク、ヘアクリーム、ヘアミストなど様々なタイプが販売されています。
自分にぴったりな洗い流さないトリートメントを選びましょう。
『洗い流さないトリートメントの上手な選び方:種類別の効果を解説!』
そして、洗い流さないトリートメントは毎日使いましょう。
【アミノ酸系シャンプー+トリートメント+洗い流さないトリートメント】を毎日セットですることが、長持ちさせるコツです。
4.シャンプー後にすぐ乾かす
髪をすぐに乾かすという習慣を身に付けるだけで、ヘアカラーの色持ちをよくする事ができます。
髪が濡れている状態は、髪に入れた染料が外に流出しやすい状態なのです。
濡れている状態をできるだけつくらないのが大切。
5.ヘアアイロンの温度に気を付ける
ヘアアイロンを使ってスタイリングをするという方は多いはず。
適正温度としては、140〜150℃です。これ以上熱くすると色落ちします。
もっとヘアカラーの色落ちを防ぐ方法について知りたい方は、ヘアカラーの色落ちを防ぐ・色持ちがよくなる方法10を是非ご覧ください。
まとめ
美容室でのヘアカラーのベストな頻度は、ヘアデザイン、白髪の有無によって多少差はあるものの1ヶ月半〜2ヶ月くらいです。
髪の美しさという点、髪と頭皮の負担などを考えるとこの頻度がベストと言えるでしょう。
※記事の内容は、効能効果または安全性を保証する、あるいは否定したりするものではありません。