カラーシャンプーの効果的な使い方と泡立るコツ3つ【美容師が徹底解説】

シャンプー 泡だて

「カラーシャンプーの使い方がイマイチわからない。」

「カラーシャンプーが泡立たない。」

そんな悩みを解決する為、美容師がカラーシャンプーの使い方とふわふわの泡をつくるコツを解説します。

カラーシャンプーの効果を発揮させたいという方は是非ご覧ください。

目次

カラーシャンプーの効果的な使い方

STEP
入念に予洗いする
カラーシャンプー予洗い

カラーシャンプーを使う前に、しっかりとお湯で髪をすすぎましょう。

ぬるま湯(38〜40度)のシャワーを頭皮に当てながら、頭皮の汚れを落とすようにすすぎます。

ヘアワックスなどのスタイリング剤をつけている場合は、普段使っているシャンプーで軽く洗っても良いでしょう。

STEP
カラーシャンプーをよく泡立てる
カラーシャンプー 泡だて

カラーシャンプーを手にだし、泡だてます。

シャンプー剤と水と空気を混合するようなイメージで泡立てましょう。しっかり泡立てることで色ムラを防ぎます

STEP
泡パックで放置
カラーシャンプー 泡だて

泡で髪を包み込んだ状態で必ず5分以上放置しましょう。(カラーシャンプーによっても適正放置時間は異なるので、説明をよく読んで放置時間を決めましょう。)

放置時間を長く置けばおくほど、色が濃く入リます。

STEP
トリートメントを馴染ませて粗めのクシでとかす
トリートメント塗布

髪の水分を手で取り除き、トリートメントを塗布し3〜5分放置します。

キレイに仕上げるコツは、粗めのクシでとかすこと。均一に塗ることができるので、仕上がりにムラができません。

STEP
しっかりと洗い流す
すすぎ

しっかりと洗い流してください。

すすぎ残しがあると染料が髪に残り、タオルやシーツを汚す可能性があります。

色がでなくなるまで十分に洗い流しましょう。

カラーシャンプーを泡立てるコツ3つ

カラーシャンプーを泡立てるコツ3つ

カラーシャンプを泡立てるコツについて解説します。

  1. 入念に予洗いする
  2. 一度シャンプーを軽くする
  3. 髪の水気は切らずにシャンプー剤を付ける

コツ1.入念に予洗いする

予洗いをしっかりとすればする程、泡立ちが良くなります。予洗いが最も重要です!!

髪の汚れをほとんど落とすイメージで、ジャブジャブとたっぷりのお湯とともに頭皮をかきましょう。

コツ2.一度シャンプーを軽くする

一度軽くシャンプーをして、2回目にカラーシャンプーを使いましょう。

頭皮や髪についた油分が泡立たない原因の場合、軽くシャンプーをすると油分が落ち、カラーシャンプーの泡立ちがよくなります。

コツ3.髪の水気は切らずにシャンプー剤を付ける

髪の水気を絞ってからシャンプーを付けるという方がほとんどだと思いますが、水気を残したままシャンプーを揉み込んでください。

シャンプーの泡立ちをよくするには、水気がある程度ある方がいいんです。

ただし、ミディアムヘア〜ロングは水気を軽くきりましょう。

空気とシャンプーと水を1:1:1で混ぜるイメージです。手のひらで頭に円描くように泡立てます

裏技.シャンプーとカラーシャンプーを混ぜる

シャンプーにカラーシャンプーを1:1で混ぜ合わせると、泡立ちがよくなります。

カラー色素も薄まるので、色の入りが悪くなるというデメリットもあります。

カラーシャンプーに関するQ&A

いつからカラーシャンプーを使えば良いの?

カラーシャンプーは、ヘアカラーしたての髪に使うのが良いのか?それとも、色落ちしてきてから使うのが良いのか?という質問をよく伺います。

答えは、ヘアカラーをした直後から使うのが一番効果的だと言われています。

カラーシャンプーを使う頻度は?

髪色を長持ちさせるにはヘアカラー直後からカラーシャンプーを使うのがおすすめ。

ヘアカラー後の1週間は毎日使用し、そのあとは2〜3日に1回程度の使用をおすすめします。

カラーシャンプーを毎日使っても大丈夫?

毎日カラーシャンプーを使っても大丈夫です。

カラーをしてから時間が経過していて黄色味がでている髪は、次回のヘアカラーまでの間は毎日使うといいでしょう。

基本的な頻度は、2〜3日に1回程度がおすすめです。

シルバーシャンプーとムラサキシャンプーの違いは?

シルバーシャンプーとムラサキシャンプーの違いは、色味です。

どちらのシャンプーも基本的には、アッシュ系ヘアカラーの色落ちを防ぐ効果、色落ちした髪に使うことで黄ばみを抑える効果が期待できます。

では、どのように使い分ければ良いのか?

  • シルバーシャンプー→赤みが強い髪
  • ムラサキシャンプー→黄色味が強い髪

カラーシャンプーで髪を染めることができますか?

基本的に髪が「染まる」というよりも「色持ちを良くする」「黄ばみをおさえる」という特徴があります。

入っている染料は塩基性染料、HC染料、直接染料の3種類です。

カラーシャンプー&カラートリートメントの両方使う必要がありますか?

カラートリートメントが髪をコーティングして染料の流出をおさえるという特徴があるので、一緒に使うのがおすすめです。

ですが、カラーシャンプーだけでも効果はあります。

髪がきしまないか心配です。

保湿成分を多く使用し、きしみは少なくなっています。

もし気になる場合は、カラーシャンプーとカラートリートメントの間にふだん使用しているトリートメントの併用をおすすめします。

カラーシャンプーで爪が染まるのですが。

手袋をしてカラーシャンプーをするようにしましょう。

100均一などで販売されている使い捨て手袋を使うのがおすすめです。

手が染まらないカラーシャンプーも販売されていますよ。

参考にしたサイト:ナプラ

まとめ

カラーシャンプーの上手な使い方と泡立ちのコツを解説してきました。こちらを参考にして頂き、カラーシャンプーの効果を発揮させて、綺麗な髪色をキープしましょう。

記事の内容は、個人の感想であり効果効能または安全性を保証する、あるいは否定したりするものではありません。

著者情報

美容のプロが『ヘア・メイク・コスメの基礎知識』や「美容の雑学」をわかりやすく解説していきます。ヘアケア・スキンケア・メイクアップに関する、知っておきたい基礎知識や明日から使える豆知識などを解説。プロがおすすめする美容アイテムなども紹介します。




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