シャンプーに配合される「ラウロイルサルコシンTEA」について解説します。
- 洗浄力が高めのアミノ酸系洗浄成分
- 脱脂力があり刺激性も残る
- 泡立ちが良くて抗菌作用がある
- 安全性に問題はない
ラウロイルサルコシンTEAとは
陰イオン(アニオン)界面活性剤のアミノ酸系洗浄成分です。アミノ酸系の中では比較的古い部類に入ります。
用途は幅広く、歯磨き剤からボディソープ、化粧品、家庭用洗剤などにまで使われています。
特徴
アミノ酸系洗浄剤の一種ですが洗浄力が比較的高く、刺激がやや残ります。
脱脂力と殺菌作用があり気泡性も高いので、歯磨き粉などにも使われます。
泡立ちがよくて洗い心地が非常に良い洗剤ですが、洗浄力の強さが頭皮に負担になることも。
安全性・毒性
古くから(1940年代から)使用実績があり基本的には安全性は高いといえる。
しっかりと洗い流して使用すれば安全性に問題ない成分と考えられます。
ラウロイルサルコシンTEA配合のシャンプー
アミノレスキュー モイスト シャンプー
凛恋 シャンプー ローズ&ツバキ
ディアボーテ オイルインシャンプー リッチ&リペア
ディアボーテ オイルインシャンプー ボリューム&リペア
まとめ
アミノ酸系界面活性剤の中では洗浄力が高めなラウロイルサルコシンTEA。
泡立ちが良くて洗い心地もいい反面、刺激性もややあります。
メインの洗浄剤ではなく、補助的に配合されているシャンプーがおすすめです。(今回紹介したシャンプーは補助剤として配合されています。)
参考サイト:ラウロイルサルコシンNaとは…成分効果と毒性を解説
※記事の内容は、効果効能または安全性を保証する、あるいは否定したりするものではありません。安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。
シャンプーに使われる洗浄成分(アミノ酸系、高級アルコール系、石けん系)の特徴を洗浄力の強さ、泡立ち、刺激性をわかりやすくまとめています。成分表の見方についても解説します。