白髪染めカラートリートメントの正しい使い方:よく染まる方法5つのポイント

白髪染めトリートメントの正しい使い方:染まりを良くするコツ5つ

白髪染めカラートリートメントの正しい使い方、染まりを良くするコツについて解説します。はじめて使う方はもちろん、いつも使っているという方も是非、参考にしてください。

おすすめの白髪染めトリートメントはこちら

監修者

下川直人のプロフィール写真

下川直人

目次

白髪染めカラートリートメントの正しい使い方

白髪染めトリートメントの正しい使い方

白髪染めカラートリートメントの効果を最大限に引き出す正しい使い方について解説します。

濡れた髪で染めるパターンと乾いた髪で染めるパターンを紹介します。どちらにもメリットとデメリットがあるので好みで選んでください。

乾いた髪に染める方法

乾いた髪に染めるメリット
  • 染まりが良くなる
  • 液ダレしにくい
乾いた髪に染めるデメリット
  • 色ムラになりやすい
  • 使用量が増える

乾いた髪で白髪染めカラートリートメントを使うメリットは、染まりがよくなることです。

デメリットは、色ムラができやすく使用量が増えます

乾いた髪に塗る手順はこちらになります。

STEP
ブラッシングで髪の汚れ・絡まりをとる
ブラッシングで髪の汚れ・絡まりをとる

ブラッシングで髪についたゴミや汚れを落とし、絡まり・ほつれを解きます。

絡まった状態で白髪染めカラートリートメントを塗ると、塗りムラや薬剤が飛び散るリスクがあります。

STEP
手袋をした手に適量だす
手袋をした手に適量だす

手袋をして適量の白髪染めカラートリートメントをだしましょう。(乾いた手に出すと手が染まることがあります。)
100円均一で購入できるポリ手袋でOK!

STEP
根元から塗りはじめる
根元から塗る

コームで分け目をつくり、根元から塗布します。

片手で毛先を持ち上げて、根元に置くようにたっぷりと塗りましょう。

後ろの髪は頭頂部(頭のてっぺん)から塗っていきましょう。

STEP
白髪の多い根元、生え際、こめかみを再塗布
白髪の多い根元、生え際、こめかみを再塗布

全て乗り終えたら、一番染まりにくく白髪量が多い根元、生え際、こめかみを最後に再塗布します。

のせるように、置くように、たっぷりと塗りましょう。

STEP
塗り終えたらラップ・ヘアキャップをして時間をおく
塗り終えたらラップ・ヘアキャップをして時間をおく

全て塗り終えたら、商品説明の指示のとおり時間をおきましょう。

この時ラップをすることで、乾燥を防ぎ、体温で温まり、染まりをよくなります。

STEP
ぬるま湯でしっかりと洗い流す
ぬるま湯でしっかりと洗い流す

ぬるま湯で充分にすすぎます。

すすぎが甘いと、タオルや枕シーツが汚れる原因となります。入念にすすぎましょう。

お湯の温度が高過ぎても、低過ぎてもよくありません。36〜38℃くらいのぬるま湯がいいでしょう。

トリートメントカラーを流した後は、トリートメントやコンディショナーはしなくてもOKです。

濡れた髪に染める方法

濡れた髪に染めるメリット
  • 色ムラになりにくい
  • 伸びが良く髪に馴染みやすい
  • 使用量を節約できる
濡れた髪に染めるデメリット
  • 染まりが悪くなる
  • 液ダレしやすい

濡れた髪で白髪染めカラートリートメントを使うメリットは、髪馴染みが良くなるということ

ムラができにくく、初心者の方でも安心して染めることができます

デメリットは、髪に水分が含まれるため染まりが悪くなります

STEP
シャンプーで髪の汚れを落とす
シャンプーで髪の汚れを落とす

まずシャンプーで髪についた汚れを落としましょう。

この時、コンディショナーやトリートメントはしなくても大丈夫です。

STEP
タオルで髪の水分を拭き取る
タオルで髪の水分を拭き取る

タオルドライで水分を取ることは、白髪染めカラートリートメントを上手に染めるのに最も大切なポイントです。

しっかりと水気をきることで、塗りムラをなくすことができますよ。

STEP
濡らした手に白髪染めカラートリートメントを適量出す
濡らした手に白髪染めカラートリートメントを適量出す

濡れた手に適量の白髪染めカラートリートメントをだしましょう。(乾いた手に出すと手が染まることがあります。

手袋を使用するのがおすすめ!(100均一で購入できる薄いポリ手袋でOK)

STEP
根元から塗りはじめる
根元から塗りはじめる

根元から塗り始めます。

根元から塗る理由は、時間と共に根元から毛先の方へと流れていくからです。

また、白髪の最も多い部分が根元であるということも理由の一つです。

片方の手で髪を持ち上げながら、根元を塗ると上手に塗ることができますよ。白髪染めカラートリートメント付属の専用コームがあると塗りやすい

STEP
生え際、こめかみは入念に塗る・再塗布する
白髪の多い根元、生え際、こめかみを再塗布

一番染まりにくい、根元、生え際は入念に塗りましょう。

白髪がこめかみに多い方は、最後に再塗布します。のせるように、置くように、たっぷりと塗るのがポイントです。

STEP
塗り終えたら少し時間を置きます
塗り終えたら少し時間を置きます

全て塗り終えたら、商品説明の指示のとおり時間をおきましょう。

ラップを巻いてから放置すると染まりが良くなりますよ。(乾燥を防ぎ、体温で温まり、染まりをよくなります。)

STEP
ぬるま湯でしっかりと洗い流す
ぬるま湯でしっかりと洗い流す

ぬるま湯で充分にすすぎます。

すすぎが甘いと、タオルや枕シーツが汚れる原因となります。入念にすすぎましょう。

お湯の温度が高過ぎても、低過ぎてもよくありません。36〜38℃くらいのぬるま湯がいいでしょう。

トリートメントカラーを流した後は、トリートメントやコンディショナーはしなくてもOKです。

白髪染めカラートリートメントがよく染まる方法5つのポイント

白髪染めトリートメントの染まりを良くするコツ5つ

①タオルドライを入念にする

タオルドライを入念にすることで、塗りムラにならず均一に塗ることができます。

ポイントは、頭皮の水分をとるようにタッピングしながらタオルドライすること。

頭皮に水分が残っていると塗りムラだけでなく、白髪染めカラートリートメントが顔に垂れる事故が起こるかもしれません。

②室温を温めてから塗り始める

寒い場所で白髪染めカラートリートメントを塗ると、染まりが悪くなることがよくあります。

染め始める前に、室温を暖かくしておくと染まりが良くなります。

また、ある程度の湿度があるとより良いでしょう。このひと手間で仕上がりが変わります。

冷暖房が直接当たらないようにも気をつけましょう。

③根元から塗り始める

白髪が目立って気になる根元からから塗り始めることで、塗り忘れを防ぐ事ができます。

そして、一番最初に塗った部分は長く時間をおくことができるので、染まりがよくなるというメリットもあります

もし塗っている途中に白髪染めカラートリートメントが足りない!なんて最悪な事態になっても、根元だけは染めることができます。

④薬を置くようにたっぷり塗る

白髪染めカラートリートメントを塗ったのに染まらなかったという失敗の多くは、薬剤の塗布量が足りないということがほとんどです。

白髪をしっかりと染めるには、気になる部分にたっぷりと白髪染めカラートリートメントが付いている状態にしなければなりません。

上手に染めるコツは、白髪染めカラートリートメントを置くイメージでたっぷりと塗布することです。

そして、全て塗り終えた最後に、もう一度生え際を再塗布する。

⑤ラップで温める

白髪染めカラートリートメントを根元に置いたら、ラップで蓋をしましょう。

そうすることにより、頭皮の体温で反応が促進されます。また、薬剤の乾燥を防ぐこともできます。

まとめ

白髪染めカラートリートメントの効果を引き出す塗り方、染まりを良くする方法を紹介してきました。

商品によって塗りやすさや染まりやすさが違います。こちらの白髪染めカラートリートメントおすすめランキングも是非、ご覧ください。

おすすめの白髪染めトリートメントはこちら

  • 記事の内容は、個人の感想であり効果効能または安全性を保証する、あるいは否定したりするものではありません。
  • 本記事内の口コミは個人の感想であり、効果・効能を示すものではありません。
  • ヘアカラー (医薬部外品) は、使用上の注意をよく読んで正しくお使いください。
  • ヘアカラーをご使用の前には、毎回必ず皮膚アレルギー試験 (パッチテスト) をしてください。
  • 皮膚アレルギー試験(パッチテスト)について|日本ヘアカラー工業会
  • 商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
  • 掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。

著者情報

美容師資格を保持する美容師が執筆&監修する美容メディア。「ヘアケア・スキンケア・メイクアップの基礎知識」や「美容の雑学」をわかりやすく解説。プロがおすすめする美容アイテムも紹介します。

Amazonバナー
目次