市販の洗い流さないトリートメントクリームを美容師が厳選して紹介します。
髪の仕上がり、香り、成分、価格を評価基準に選びました。まずは、洗い流さないトリートメントクリームの選び方をご覧ください。
洗い流さないトリートメントクリームの選び方
洗い流さないトリートメントクリームは、毛髪の補修効果がある成分を配合しているものが多く、カラーやパーマなどでダメージした髪におすすめです。
特に乾燥によってボリュームが出てしまいがちな髪の毛の保湿ケアに向いてます。
髪質に合うものを選ぶ
主にダメージ補修や、保湿効果が優れている洗い流さないトリートメントですが、その中でも効果の特徴が異なります。
しっとり系、サラサラ系、UVケア系、ダメージヘア用、カラーした髪用、クセをボリュームダウンさせるのに向いてるもの、カールヘアに向いてるもの、自分の求めている効果と髪質に合うものから選びましょう。
オーガニックなどの成分で選ぶ
洗い流さないトリートメントには、肌に優しい成分を使用しているものや、オーガニックなどの原料を配合したものが選べます。
オイルタイプの中には、天然由来成分100%でできているものもあります。
髪が肌に付いてしまうことを考えると、安心して使用できる成分が配合されたものを選びたいですね。
価格で選ぶ
毎日使うものなので、お財布にも優しい価格帯の洗い流さないトリートメントを見つけましょう。
価格目安としては、2000円〜3000円くらいで選びたいですね。
価格が高いから良いものとは限りませんので、髪質にあったものを選ぶようにしましょう。
同じブランドのヘアケアラインで揃える
ヘアケアラインを同じブランドで揃える事は、シャンプー、トリートメントや洗い流さないトリートメントの相性が良いというメリットがあります。
同じヘアケアブランドで揃えると香りも統一感があります。
市販の洗い流さないトリートメントクリームのおすすめ人気ランキング10選
10位.ラックス スーパーリッチシャイン ダメージリペア リッチ補修クリーム
ホホバ種子油、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、加水分解ヒアルロン酸、シアバター、アルガンオイル(補修成分)配合。
オイル系を多く配合しているのでまとまり感、髪のおさまりがいいのが特徴。ダメージによるゴワつきが気になる方におすすめ。
しっとり感が強いので、細毛軟毛の方には向かないかもしれません。
9位.ダヴ 洗い流さない 濃密ミルク ヘアトリートメントクリーム
ダヴ独自のモイスチャーミルクEX(うるおい成分)配合処方が、うるおいの足りていない部分を探しあて密着。
翌朝までうるおってまとまる、毛先までなめらかな仕上がり。
髪馴染みのいいテクスチャーで使いやすく、まとまり感も持続します。
8位.アミノメイソン モイストナイトクリーム
髪内部にナノCMCを補給させ、コーティングすることで、髪をやわらかくするクリーム。
髪のおさまり、ツヤ回復、手触りアップに効果が期待できるのと、くせ毛がおさまりやすくなります。
サラサラ質感が好きな方におすすめ。
7位.いち髪 芯からうるおいまとまる和草クリーム
補修&予防成分「純・和草プレミアムエキス」配合。ヒートプロテクト、湿気コントロール機能をもつヘアクリーム。
髪の保湿、広がりを抑えるしっとりとした仕上がりが特徴。
ベタつきが残るテクスチャーが気になるところ。
補修をしっかりというよりスタイリングのベース剤として活躍しそう。
6位.ミルボン レミュークリーム
ツヤ感、まとまり感が欲しい方はこれです。髪のやわらかさとおさまり感がでるものの、しっとり感がもう少しあると嬉しい。
髪が細くてクセがあるという方におすすめの洗い流さないトリートメントクリームです。
5位.大島椿 ヘアクリーム しっとり
ツバキセラミド(補修成分)椿油(保湿・柔軟・保護成分)配合。
ツバキセラミドがキューティクル内部に浸透して傷んだ部分を補修し、健康な髪に導きます。
しっとり感が得られるので髪が硬くて膨らみやすい人におすすめ。
4位.ラ・カスタ アロマエステ プロテクト&リペア ヘアクリーム
乾燥や紫外線・静電気など日中に受ける様々なダメージや外的ストレスから髪を守り、美しいツヤとまとまりのある髪に整えるトリートメントクリーム。
つけた瞬間の輝くようなツヤと毛先のまとまりを一日中キープするので、スタイリングの仕上げとしてもおすすめです。
さわやかなフローラルシトラスの香り。
3位.ヒトヨニ リラクシング クリームケア
マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル(エモリエント成分)メリアアザジラクタ葉エキス(保湿成分)を配合。
髪に潤いを補給し、やわらかくなめらかな質感に。
とろけるようなウォータリークリームで髪馴染みがよく使いやすい。ナチュラルな仕上がりを好む方におすすめ。
2位.LebeL ルベル モイ クリーム グローリーゼア
自然なツヤとまとまりが欲しい方におすすめ。パーマをかけた髪、ヘアアイロンで巻いた髪、ヘアアレンジのベースなど幅広く使えます。
配合成分にこだわる人は、頭皮や肌への影響が特に気になるかと思います。
自然由来成分でできていることやアレルギーテスト済みな製品というのは一つの魅力ではないでしょうか。
紫外線や酸素から守る気密性の高いアルミチューブ容器。
1位.ロレッタ ナイトケアクリーム
アルガニアスピノサ核油、ダマスクバラ花油、イソステアロイル加水分解コラーゲンAMPD、アルギニンを配合しているヘアケア効果の高い洗い流さないトリートメントクリームです。ダメージ毛にもおすすめ。
ベタつきが少なく、しっとりしすぎない使用感で寝グセがつきにくく、簡単に手ぐしで髪がまとまります。
スタイリングのベース剤としても活躍するアイテムです。
洗い流さないトリートメントクリームの上手な使い方
ヘアクリームは、お風呂上がりの濡れた髪につけます。
手順と合わせて、ヘアクリームの使い方について解説します。
1.タオルドライ(つける前の準備)
ヘアクリームの効果を引き出すのにもっとも重要なのが、付ける前のタオルドライです。
タオルドライを見直すことで、ヘアクリームの効果を十分に発揮させることができます。
タオルドライが不十分で、髪に水分が残っているとヘアクリームの栄養や油分が浸透しません。
髪内部は水でいっぱいなので、ヘアクリームが髪に入っていく余地がないのです。
タオルドライのポイント!
タオルで髪を挟むようにして、軽くギュッと抑えながら水分をとります。
水滴が全くたれない状態が理想です。
髪が濡れている状態はダメージを受けやすい状態なので、こすったりはしないようにしましょう。
2.適正量を手に出す
洗い流さないトリートメントクリームは付け過ぎても、付けなさ過ぎてもダメ。
目安はこちらを参考にしてください。
髪の長さ | 適正量 |
---|---|
ショート | 1プッシュ〜2プッシュ |
ボブ | 2プッシュ〜2.5プッシュ |
ミディアム | 2.5プッシュ〜3プッシュ |
ロング | 3〜4プッシュ |
ヘアクリームのつける量が多過ぎると、シャンプーで落としきれなくなります。髪や頭皮に残った油分が酸化し、頭皮のトラブルを招くこともあります。
商品によって適正量は異なるので、毎日使いながら量を調節しましょう。
適正量の目安は髪が乾いた時に、髪の手触りが柔らかくなるくらいの量がおすすめ。
ベタつくのはつけ過ぎの証拠。
3.手のひらに伸ばす
ヘアクリームを髪にムラなくつける為に、手のひらで一度伸ばし、指に馴染ませてから髪に付けるようにしましょう。
特にオイルの場合は、手のひらに伸ばした後、手を合わせて体温で温めてから髪につけると浸透しやすくなります。
4.毛先から付ける
一番ダメージがあり乾燥しやすい毛先から付けていきます。
間違ってもヘアクリームを根元に付けないように。
手で髪をこすり合わせながら付けてしまうと、キューティクルを傷めるで注意。
優しく手ぐしを通すように付け、髪がしっかりと吸収するように軽く揉みこみましょう。
5.中間部分に馴染ませる
手ぐしを通しながら中間部分に馴染ませていきます。
ヘアクリームを髪の内側までつけるイメージで伸ばしていきます。
6.コーミング
これが2番目に重要なポイント!
目の粗いコーム(くし)でコーミングすることで、ヘアクリームをムラなく均一に付けることができます。
このひと手間を加えることが、ヘアクリームの効果を最大限に引き出すポイントです。
7.ドライヤー
ドライヤーは根元→中間→毛先の順番で乾かします。
温風と冷風を交互に切り替えながら、髪の温度が上がり過ぎないように乾かしましょう。
8.80%乾いたらもう一度付ける
半分乾いたら、もう一度少量のヘアクリームをつけましょう。
付けたら均一にするために再度コーミングをしましょう。
重ね付けすることで1日中潤う髪をキープできます。
※記事の内容は、効能効果または安全性を保証する、あるいは否定したりするものではありません。
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