「化粧水を使わない、乳液だけのスキンケア」をおすすめしない理由についてヘアメイクをしている美容のプロが解説します。
乳液だけのスキンケアをおすすめしない理由3つ
結論から言いますと、化粧水と乳液をセットで使う一般的なスキンケアをおすすめします。
最近、テレビなどの影響で乳液だけしか使わない美容法が取り上げられています。
化粧水を使わない理由として、化粧水には肌によくない成分としてエタノールなどの刺激となる成分が配合されているので、わざわざ使わなくても良いという理論です。
たしかに、敏感になっているお肌の状態にエタノールの配合量の多い化粧水をわざわざ使う必要はないと思います。
質の悪い化粧品をお肌に付けるくらいなら、付けない方が良いというのは同意です。
しかし、毎日メイクしてクレンジングをする生活をする女性にとって、乳液だけスキンケアはおすすめできません。その理由について解説します。
理由1.乾燥しやすくなる
化粧水には、水分補給という役割があります。
化粧水をつけてから乳液をつける方が、乳液だけしか使わない時と比べて効率的に水分補給ができます。
化粧水で補った水分を、乳液の油分で蓋をする。
そうする事で、肌の乾燥を防ぐ事ができます。
乳液に含まれる水分だけのスキンケアでは、毎日メイク+クレンジングを繰り返す現代の女性にとって、物足りなさを感じます。
理由2.乳液の浸透率が下がる
化粧水には肌を整えるという役割もあり、その後に使う乳液の浸透を良くする効果があります。
そして、化粧水で整えられた肌に乳液を塗布するのと、
洗顔後の肌に乳液をつけるのとでは、塗布量や肌馴染みが大きく変わります。
化粧水をつけた後の方が、肌への馴染みがいいので摩擦がなく、ムラなくスムーズに付ける事できます。
化粧水なしだと、乳液の塗布量が増えるのでベタつきやすくなります。
理由3.メイクくずれしやすくなる
化粧水を使わずに乳液だけのスキンケアだと、肌の油分量が多くなります。
肌の油分量が多いと、ベースメイクの馴染みが悪くなったり、メイクがくずれやすくなったりします。
まとめ
乳液だけ使い、化粧水を使わないスキンケアはおすすめしません。
化粧水には肌を整える効果があり、スキンケアの基本となるからです。それにより下記のような肌トラブルを招く可能性があります。
- 肌の乾燥を招く
- スキンケア化粧品の浸透が悪くなる
- メイク崩れしやすくなる
乳液を使用する場合は、化粧水とセットで使うようにしましょう。
※記事の内容は、効能効果または安全性を保証する、あるいは否定したりするものではありません。
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