はじめての白髪染めいつからはじめる?理想のタイミングを美容師が解説
30歳を過ぎた頃からではじめる白髪。
はじめて白髪を発見した時ってショックですよね。そして、どうすればいいのかわからない…
「初めて白髪染めはいつからするのが正解?」
「白髪染めはセルフでする?それとも美容室するのがいい?」
こんな悩みに美容師が回答します。今回は、『初めての白髪染めいつからはじめる?理想のタイミング』について解説します。
初めての白髪染めはいつからが正解?
白髪染めはいつから染め始めるべきか、
答えはズバリ『白髪を見つけた時から』です。
白髪が数本しかなくても目立ちますし、老けた印象や疲れた印象を与えます。できるだけ、見つけたらすぐ対処するのが正解です。
私のお客様の中では、おおよそ20代で15%程、20代後半になると20〜30%、30代で30%以上、40代になると4.50%の方が白髪染めをされます。
チラホラ白髪がみつかる場合
普段から美容室でカラーをしている人は、一般のカラー剤で染めるだけでも白髪が目立たなくなります。
それでも目立つ場合は、ヘアカラーに白髪染めを数%混ぜて染めてもらいましょう。
ヘアカラーをする時に美容師さんに相談してみてください。
カラーをしていない地毛の場合、地毛に近い色で白髪染めをしましょう。
目立つ部分(もみあげ・前髪)に白髪がある場合
普段から美容室でカラーをしている人は、白髪が目立つ部分は白髪染めを使い、それ以外を一般的なヘアカラーで染めるという方法があります。
もしくは、白髪染めで全体を染めます。
カラーをしていない地毛の場合、地毛に近い色で白髪染めをしましょう。
白髪がしっかりと確認できる場合
全体を白髪染めでしっかりと染めましょう。
はじめての白髪染めの場合なら、失敗しない為にも美容室でしてもらいましょう。
よくある質問【初めての白髪染め】
白髪染めの頻度はどのくらいが理想ですか?
- 白髪20%以下で1ヶ月半〜2ヶ月
- 白髪35%で1ヶ月に1回
- 白髪50%で2〜3週間に1回
根元だけのカラーと全体のカラーを交互にするのがおすすめです。
白髪の量や伸びるスピードによってアレンジしてみてください。
セルフと美容室でする白髪染めの違いは?
自分でする白髪染めと美容室でする違いは、プロが髪の状態を見て数多くある薬剤の中から選択し、丁寧に塗ってくれること。
まとめると下記になります。
- 髪質に合わせた薬剤選定
- 髪色のバリエーション
- 仕上がりのクオリティ
- 時間とお金
美容室での白髪染め
仕上りのクオリティが断然良いのが美容室。
ムラなく仕上がるだけでなく、美容室では数多く色を揃えてることもあり、いろんなカラーバリエーションやデザインを楽しめます。
自分では塗りにくい後ろの根元をムラなく塗ってくれたり、塗り分けなど高度な技術は美容師にしかできません。
仕上がりのクオリティを求める方は美容室で染めることを強くおすすめします。
セルフ白髪染め
手軽に購入できて、美容室に行くよりも安価なのが嬉しい市販の白髪染め。
自宅でできることも嬉しいポイントです。
しかし、自分で塗るのはひと苦労。お風呂場を汚してしまうことも。。
セルフ白髪染めで上手に染めるコツってありますか?
- 多めに白髪染めを買っておく
- ワントーン明るめの白髪染めを選ぶ
- 髪が均一に乾いている状態で塗る
- 根本から塗り始める
- 薬をたっぷりと根本に置く
- 乳化する
詳しい解説はこちらをご覧ください。
白髪を抜いてもいいですか?
白髪を抜くのはNGです。
白髪を抜くことによって毛根がダメージを受けます。そして、抜いた髪のまわりに生えている毛にまで影響が出ます。
ちなみに、白髪を切るのもNGです。
白髪を切ったとしても、髪の毛が伸びてきた時に白髪がツンツン立って、みっともないことになります。
また、ツンツン立ったものを対処するのに。短く切り続けるしかできません。
白髪染めを使わない方法2つ
白髪染めを使わずに、白髪を染める方法があります。
- 白髪染めシャンプーを使う
- 白髪染めトリートメントを使う
自宅で簡単にできて、時間とお金を節約できるメリットがあります。
白髪染めよりもムラなく染めることができます。
1.白髪染めシャンプー
白髪染めシャンプーとは、染料を配合したシャンプーこと。頭皮や髪を洗いながら白髪を染めることができます。
白髪染めシャンプーを使うメリットとしては、手軽に白髪染めができるということ。
デメリットは、染毛力が弱いということ。毎日継続して使うことで白髪染めシャンプーの効果がでます。
白髪染めトリートメントと併用して使うことで発色や色持ちを良くすることができます。
2.白髪染めトリートメント
白髪染めトリートメントとは、染料を配合したトリートメントのこと。
トリートメントをしながら白髪を染めることができます。
一般的なカラー剤と異なるところは、化学反応を使わない・脱色をしないという点です。絵の具のようなイメージで白髪を染めます。
メリットは、ヘアケア(毛髪補修)をしながら白髪を染めることができる、自宅のお風呂で手軽に染めることができるということ。
デメリットは、髪を明るくすることができない。
即効性もあるので一番おすすめの方法です。白髪染めシャンプーと合わせて使うと、色持ちや発色がすごく良くなります。
まとめ
はじめて白髪染めいつからしようか悩んでいる方は、すぐに対処することをおすすめします。
くれぐれも白髪を抜いたり、切ったりしないようにしましょう。
白髪染めを使わない、白髪染めシャンプーや白髪染めトリートメントも手軽にできるので是非、お試しください。
参考:ヘアカラー工業会
髪が染まる仕組み (ヘアカラーで髪の毛が染まる仕組み) | hoyu
髪の毛を染めるしくみ ―ヘアカラーリング剤― | 日本化粧品工業連合会
記事の内容は、個人の感想であり効果効能または安全性を保証する、あるいは否定したりするものではありません。