くせ毛を治す6つの方法:自宅で簡単にできる裏技を美容師が解説
「くせ毛を縮毛矯正やストレートパーマをかけずに治したい。」
「美容室に行かずに自宅でなんとかしたい。」
そんな悩みを抱えている方に試して欲しい6つの方法を美容師が紹介します。
くせ毛を治すとは、くせ毛を扱いやすい髪にするということを指します。
くせ毛を真っ直ぐのストレートヘアにするには、縮毛矯正かストレートパーマをかけるしかありません。
くせ毛を治す6つの方法
方法1.シャンプーのやり方を見直す
地肌に汚れが詰まった状態では、いくら髪をまっすぐにしようと思っても歪みはなかなかとれません。
シャンプーの正しいやり方を実践することで、頭皮環境が整い、頑固なくせ毛も扱いやすくなります。
シャンプーのやり方の重要なポイントを3つ紹介します。
- シャワーの温度に気をつける
- 頭皮をマッサージするように洗う
- 入念に洗い流す
ポイント1.シャワーの温度に気をつける
シャワーの温度は38℃前後のぬるま湯に設定しましょう。
お湯の温度が熱すぎると、頭皮と髪が乾燥してパサパサに。
逆に冷た過ぎすと、皮脂汚れが落ちずにベタつきの原因に。
ちょうどいい38℃前後のぬるま湯で洗いましょう。
ポイント2.頭皮をマッサージするように洗う
シャンプーでは、髪ではなく頭皮を洗います。
指の腹を使って地肌をマッサージするように大きく揉み洗います。
強過ぎず弱過ぎず、気持ちいい力加減でマッサージしましょう。
ポイント3.入念に洗い流す
シャンプー剤が肌に残っていると、刺激となって頭皮トラブルを引き起こします。
洗いにかけた時間の倍以上の時間をかけてすすぎます。
髪がキュキュッとするくらい洗い流しましょう。
方法2.トリートメントの効果を発揮させる
くせ毛を扱いやすくするトリートメントの効果を発揮する3つの方法を紹介します。
- コーミングする
- ハンドプレスする
- ラップする
ポイント1.コーミングする
トリートメントを塗り終えた髪を粗めの櫛でコーミングします。
髪が引っ掛からないように、優しく根元から毛先に向かって通しましょう。
コーミングするとトリートメントが満遍なく髪に馴染みます。
ポイント2.ハンドプレスする
両手で髪を挟むようにハンドプレスします。
手の温度で温めるイメージで根元から毛先に向かって優しく滑らしましょう。
ハンドプレスをするとトリートメントが髪に浸透します。
ポイント3.ラップする
時間を置くときには、ラップで髪を包みましょう。
体温でラップ内が保温されます。
ラップすることで、トリートメントの浸透をよくする効果があります。
方法3.洗い流さないトリートメントは2度使いする
洗い流さないトリートメントは2度使いが基本です。
- 乾かす前の濡れている髪につけます
- 6割乾いた髪に再度つけます
ドライヤーで6割程乾いた髪に、洗い流さないトリートメントを中間から毛先につけましょう。
髪の表面をコーティングして、髪の水分蒸発を防ぐ効果があります。
髪が乾燥するとくせ毛が扱いにくくなるので重要です!
ヘアアイロンやドライヤーの高熱からも髪を守ってくれますよ。
方法4.ドライヤーの冷風を使いこなす
ドライヤーは温風と冷風を上手に使いこなしましょう。
髪を乾かしている時は、温風と冷風を交互に切り替えながら髪が熱くならないように乾かします。
髪が乾いた後は、冷風で髪を冷やします。髪を冷やすことでキューティクルが閉じるので、くせ毛でにくくなりますよ。
ちなみに、マイナスイオンドライヤーには、キューティクルを整える効果があるので、くせ毛治しにおすすめです。
方法5.ブラッシングを習慣にする
ブラッシングすると、地肌や根元付近にある皮脂が毛先に向かって馴染むため、髪が扱いやすくなります。
また、髪の絡まりを解くことで、絡まりが原因のくせ毛を治すとができます。
頭皮の血行促進効果もありますし、ヘアケアには欠かすことのできない習慣です。
方法6.アイロンを上手に使う
アイロンは温度と通し方が大切です。
温度は160℃前後がおすすめです。これ以上高いと髪のダメージや乾燥の原因になります。
通し方は、根元から毛先に向かって滑らせるように通しましょう。
キューティクルの流れに合わせて(根元から毛先に向かって)アイロンを通すとくせ毛が治ります。
まとめ
くせ毛を治す6つの方法を紹介してきました。
自宅で簡単にできるものばかりなので、今日から即実践してみましょう。
長期的に実践すれば髪質改善にもつながりますし、ストレートパーマや縮毛矯正をかける周期が伸ばせますよ。
記事の内容は、個人の感想であり効果効能または安全性を保証する、あるいは否定したりするものではありません。
内容については、予告なく変更になる可能性があります。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。