コンディショナーとリンスは同じもの?違いや選び方、使い方、付ける順番を解説していきます。
コンディショナーとリンスの違い
結論から申しますと、コンディショナーとリンスは同じです。違いはありません。
どちらも髪の表面を保護するヘアケアアイテムです。
メーカーによってコンディショナーとリンスは違う?
コンディショナーとリンスの定義について、メーカー間で統一されているわけではありません。
しかし、ほとんどのメーカーはコンディショナーとリンスを同じカテゴリーのアイテムとして商品開発を行なっています。
リンスが消えつつある
現在では、リンスというカテゴリーの中での新商品は見なくなりました。
ヘアケアカテゴリーの中でも、スカルプケア・頭皮ケア関係では今でもシャンプー&リンスのセットで販売されていることが多い。
しかし、女性向けのヘアケアシャンプーは、リンスという商品はほぼ見られない。
コンディショナーも減少傾向にある
コンディショナーも同様にマーケットから消えつつあります。
女性向けヘアケアに特化した商品では、コンディショナーではなくトリートメントが主流になっています。
ダメージヘアやくせ毛、乾燥した髪が扱いやすくなるヘアケアを消費者は求める今、コンディショナーではなく髪に栄養を入れるトリートメントを求める傾向にあるからでしょう。
どっちを選べばいい?コンディショナーとリンスの選び方

コンディショナーとリンスのどちらを選んでも同じ効果が得られる為、好きな方を選べば良いです。
シャンプーと同じブランドで揃える
普段選ぶシャンプーと同じブランドで揃えてみるのはいかがでしょう?
大抵の場合シャンプーとセットで、リンスorコンディショナーorトリートメントをラインナップしています。
ライン使いすることで、ヘアケア効果を高めることも期待できます。迷ったらシャンプーと同じブランドで揃えましょう。
成分から選ぶ
髪質や髪の悩みに合う成分を配合しているものをコンディショナーとリンスから選ぶのもおすすめです。
くせ毛
くせ毛の方は、髪を柔らかくする柔軟作用のある植物オイルを配合しているコンディショナー・リンスを選ぶといいでしょう。
また、髪のダメージがあると扱いにくくなるので、毛髪補修成分が配合されているかもチェックしましょう。
- アルガンオイル
- ツバキオイル
- シア脂
- ひまわり種子油
- オリーブオイル
猫っ毛
猫っ毛には、ノンシリコンのコンディショナー・リンスを選ぶのがおすすめ。
シリコンは、手触りを良くする効果がある優秀な成分ですが、髪に蓄積するとベタつきの原因になることもあります。
髪がペタンとボリュームダウンするという猫っ毛の一番の悩み。ノンシリコンがおすすめです。
剛毛
剛毛の方は、髪を柔らかくする作用のある植物オイルを配合したのコンディショナー・リンスを選ぶといいでしょう。
- アルガンオイル
- ツバキオイル
- シア脂
- ひまわり種子油
- オリーブオイル
ダメージ毛
ダメージ毛の場合、毛髪補修成分を配合しているコンディショナー・リンスがおすすめです。
- 加水分解ケラチン(羊毛)
- 加水分解卵白
- 加水分解コンキオリン
- ポリクオタニウム-22
- ゼイン
などの毛髪の外部に作用し、ツヤを与えたり、ハリコシを与える成分です。
カラー・パーマ毛
カラーやパーマ、縮毛矯正などをした髪には、 pH調整作用をもつヘマチン・クエン酸・リンゴ酸などを配合したコンディショナー・リンスがおすすめです。
髪のゴワつきが抑えられ、手触りの改善にも貢献します。カラーの色持ちにも影響を与える成分なので要チェックです。
エイジング毛
年齢を重ねるにつれて髪の乾燥・パサつき、うねりなどの髪質変化を感じている方には、髪にハリコシを与える成分やキューティクルケアする成分を配合しているコンディショナー・リンスがおすすめです。
- 加水分解ケラチン(羊毛)
- ゼイン
- 加水分解卵白
- 加水分解コンキオリン
- γ-ドコサラクトン
- スサビノリエキス

コンディショナーとリンスの使い方と順番
- シャンプー(洗う)
- トリートメント(補修)
- コンディショナーorリンス(保護・コーティング)
この順番で使うことでそれぞれの効果を最大限に発揮することができます。
しかし、トリートメントをするならコンディショナーを使う必要性はあまりないでしょう。理由は、トリートメントがコンディショナーの機能を持っているからです。
トリートメントとコンディショナー・リンスを併用すると、髪のベタつきやボリュームダウンになる可能性もあります。

まとめ
コンディショナーとリンスの違いについて解説してきました。
効果は同じなので、どちらを選んでも良いと思います。迷ったら、シャンプーと同じブランドで統一するのか、成分をチェックして自分に合うものを選ぶのがおすすめです。こちらの記事でおすすめの商品を紹介しているので、合わせてご覧ください。
※記事の内容は、効能効果または安全性を保証する、あるいは否定したりするものではありません。