ロールブラシでブローをすると、ストレートヘア、ワンカール、ボリュームアップとデザインの幅が広がります。でも、たくさん種類があって、どれを選べば良いか分からないですよね。
今回は、ロールブラシの選び方、美容師が厳選しておすすめするロールブラシを紹介します。そして、ロールブラシの使い方についても解説します。
購入を考えている方は、おすすめの中から選べば失敗しないと思いますよ。
ロールブラシとは
ロールブラシとは、360度ブラシ(毛)がついたヘアブラシのことをいいます。
丸くロール状(360度)に毛が植えてあるので髪を巻きつけやすく、ドライヤーとあわせて使うことでストレートやCカール、ふんわりとしたボリュームを手軽に出すことができます。
ロールブラシの種類は様々で、自分の髪質、髪の長さにあったロールブラシを選ぶことが大切です。
- 豚毛
- 猪毛
- ナイロン
合わないロールブラシを使う事で、思い通りにスタイリングできなかったり、髪がダメージを受けてしまうこともあるので注意が必要となります。
ロールブラシの選び方
選び方のポイントは3つあります。
- 髪質から選ぶ
- 髪の長さから選ぶ
- ヘアスタイルから選ぶ
髪質から選ぶ
細い髪・毛量が少なめは豚毛
細い髪・毛量が少なめの人におすすめロールブラシは、豚毛のロールブラシ。
太くてかたい髪質、毛量が多めは猪毛かナイロン製
太くてかたい髪質、毛量が多めの人におすすめロールブラシは、猪毛とナイロン製です。
「髪の長さ」で選ぶ
ショート・ボブ
直径38mmくらいで直径が大きくないサイズを選びましょう。
ショート、ボブくらいの長さのは、前髪やサイドとトップのボリュームを出すのに18mmが使いやすい。
襟足を外ハネにしたり、首に沿わせるのにも重宝するサイズです。
ミディアム・セミロング
しっかりとカールをつけたい時(Cカール、Sカール)は、直径45mmがおすすめです。
ナチュラルなストレートにくせを伸ばす時は、直径53mmのブラシを選んでください。
ロング〜スーパーロング
ロングヘアの場合は、太めの直径63mmが扱いやすいでしょう。毛先のカールを少し強めに出したい時は、直径53mmがおすすめ。
「したいスタイル」で選ぶ
ストレートヘア
ストレートヘアには、太めのロールブラシがおすすめです。
ブラシ面が大きく、ドライヤーの熱をしっかりと広範囲に当てることができるので、ストレートヘアに向いています。
カールヘア
細めのロールブラシがおすすめです。
直径が短い細めのロールブラシは、回転させやすいのでカールヘアに向いています。ブラシの回転数が多い程、毛先のカールは強くなります。
美容師おすすめのロールブラシ4選
サンビー(SANBI)SRシリーズ
初心者におすすめ!扱いやすい人気ロールブラシ
サンビー独自の高度な植毛技術で、地肌にやさしい ソフトな感触を実現した豚毛のロールブラシ。
実際に使用したところ、長時間使用しても腕が疲れにくく、想像以上に軽いため扱いもしやすいです。
ハンドルには高級天然木が使用されていますが、太いサイズのブラシには「中空柄ハンドル」と言われる、ハンドルの中心部を空洞にする事で軽量化を実現していて扱いやすくなっています。
また、手に馴染むように中心部を立体曲面6角形状にされている凹凸形状のハンドルが、手首の動きを手助けしてくれるのも高ポイントです。
ブラシの先端を丸く加工する「先丸加工」によってブラシの弾力が柔らかくし、頭皮への負担も考えられています。
購入したその日から使い慣れたブラシのように 使えることや、多くの美容師や雑誌などでも紹介されていたりと、初心者の方も安心して使えるロールブラシとして注目されています。
SR-402SPはらせん状に植毛され、カールの円を保つ力に優れています。初心者におすすめです!
- 髪が細い〜普通
- 髪が柔らかい〜普通
- 毛量が少ない〜普通
サンビー(SANBI)MXシリーズ
くせ毛・太くて硬い髪質におすすめのロールブラシ
毛と毛の間隔を極限にまで狭くし1行により多くの「ナイロン+純豚毛のペア植毛」を使用していて、硬くて太い髪や毛量が多いブローが難しい髪質にも巻きつけやすくなっています。
ナイロンは先玉耐熱ナイロンで髪を優しくとらえることができ、純豚毛は頭皮に考慮され髪を優しく巻く事ができます。
ハンドルに高級天然木を使用しデザインも優れています。さらに「中空柄ハンドル」と言われる、ハンドルの中心部を空洞にする事で軽量化を実現しています。
実際に使用したところ、長時間使用しても腕が疲れにくく、想像以上に軽いため扱いもしやすいです。
また、不器用な方でもこのロールブラシに関してはしっかりと使いこなせ、うまく髪の毛を捉えてブローできた、という声も多くあります。
- 普通〜太い髪
- 普通〜かたい髪
- 【毛量】普通〜多い
- くせ毛・剛毛
サンビー(SANBI)SFシリーズ
ABS樹脂を使用した軽量で使いやすいモデル
やわらかい豚毛を使用しているので購入した直後から使いやすく、髪に深く食い込まず、頭皮に優しいソフトな感触。初心者の方も安心して使えます。
ハンドル部分に天然木ではなくABS樹脂を使用することでリーズナブルな価格や、軽量化を実現する事が出来ています。
さらにハンドル部分にスウェード加工がされています。実際に使用すると、一般的なプラスチックのハンドルと比べると握った時に滑りにくく、カールをつける際にも扱いやすく不慣れな方にも優しい仕様です。
カラーもブラック、レッド、ブルーの3色から選ぶ事が出来るのも高ポイントですね。
- 髪が細い〜普通
- 髪が柔らかい〜普通
- 毛量が少ない〜普通
ホンゴ ヘアケアロールブラシ K-408
髪にしっかりとテンションがかかる剛毛猪毛と豚毛のロールブラシ
ホンゴのロールブラシK-408は、剛毛猪毛と豚毛を独自の2段穴に植毛していて髪にしっかりとテンションがかかるのが特徴。
髪にしっかりと絡み付くので、力をかけなくてもクセ毛を簡単にブローすることができます。
ハンドルの素材も重量バランスの良い黒たんを使用し、長時間の使用でもすべりにくいよう、程良い深さの溝を付けています。
細くて柔らかい髪質で初心者の方だと、髪が絡まることがあります。ロールブラシに慣れた方におすすめ。
- 普通〜太い髪
- 普通〜かたい髪
- 【毛量】普通〜多い
- くせ毛・剛毛
ロールブラシの使い方
1.ブロッキングする
ダッカールを使い、髪を上下に分けて一度にブローする量を調節しましょう。髪の量に合わせてブロッキングで分ける量も変えてください。
2.パネル毎にブローする
ブラシの重さを利用しながら、髪にテンションをかけ(少し引っ張るようなイメージ)ドライヤーの風をブラシに当てます。
この時に、できるだけキューティクルの流れに沿って風を当てましょう。キューティクルに逆らうと、バサバサになります。
(キューティクルの流れに逆らうとは、逆毛を立てるような方向に風を当てるということです)
3.ブロッキングなしで、まとめてブロー
髪のツヤとまとまり感を出すために、ブロッキングせず髪をまとめてブローします。
4.冷風を当ててクールダウン
冷風をあてて髪のお温度を下げましょう。冷風を当てることで開いていたキューティクルが閉じ、スタイルキープ力が上がります。
まとめ
ロールブラシは使うのにテクニックが必要で、慣れるまで練習する必要があります。不器用でできないよ!という方は、くるくるドライヤーもおすすめですよ。
アイロンのようにしっかりと熱を与えて、カールをキープしたい方にはブラシアイロンがおすすめ!
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