セルフカラーでよくある失敗5つの事例をもとに、原因と染め直し方法を美容師が解説していきます。
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セルフカラーの5つの失敗事例|原因と染め直し方法【美容師が解説】
①逆プリン(根元が明るい)【失敗原因と染め直し方法】
逆プリンは、根元が明るくなり過ぎて毛先が暗く見える状態です。
根元付近のカラー剤の塗布量が多いことで逆プリンになることがあります。また、過去に染めたカラーの色素が毛先に残留している場合、毛先が明るくならないことがあります。これも逆プリンの原因です。
- 根元の塗布量が多過ぎる
- 過去の黒染め・暗めカラーの残留
セルフで染め直す方法
根元を暗くするか毛先を明るくするかの方法で、均一に仕上がるように染める必要があります。結論、根元を暗くする方法が一番上手くいきます。
理由は、根元を暗くする方が簡単だからです。毛先を明るくしたい場合は、ブリーチや脱染剤をする必要があるので美容院で染めるのがおすすめです。
暗めに仕上がる市販カラーで、根元の明るい部分のみ塗って放置し、洗い流す10分前に毛先も塗りましょう。
②色ムラ【失敗原因と染め直し方法】
色ムラ原因の多くは、塗りムラです。自分で見えないサイドやバックの内側付近は、塗りムラになりやすいです。
- 塗りムラ
セルフで染め直す方法
一回目に使用した市販カラーで、もう一度染め直すのがおすすめです。
暗め仕上がりのカラー剤なら、色ムラ部分だけ塗れば大丈夫です。
明るめ仕上がりのカラー剤なら、色ムラになっている部分から塗りはじめるのがポイント!その後全体を塗ります。
③全体が明るくなり過ぎた【失敗原因と染め直し方法】
想定よりも明るくなり過ぎたという失敗の原因は、カラー剤の選定ミスがほとんどです。
- カラー剤の選定ミス
セルフで染め直す方法
暗めに仕上がるカラー剤を使って、再度染め直すのがおすすめです。
イメージする明るよりも暗めに仕上がる市販カラーを選ぶのが上手くいくポイント。8トーンに仕上げたい場合は、6トーンのものを選びます。
④毛先が緑になる【失敗原因と染め直し方法】
緑になる失敗は、黄色っぽく色落ちした髪にブルーを配合されたアッシュ系カラーで染めたことが原因です。
- カラー剤の選定ミス(染める前の黄色→青でカラーすると緑になる)
セルフで染め直す方法
ストレートアイロンを通してからシャンプー&トリートメントをすれば、緑が黄色っぽく色落ちします。その後、必要であれば再度セルフカラーをしましょう。
⑤毛先が青になる【失敗原因と染め直し方法】
緑になる失敗は、黄色っぽく色落ちした髪にブルーを配合されたアッシュ系カラーで染めたことが原因です。
- カラー剤の選定ミス(染める前の黄色→ネイビーでカラーすると青になる)
セルフで染め直す方法
ストレートアイロンを通してからシャンプー&トリートメントをすれば、緑が黄色っぽく色落ちします。その後、必要であれば再度セルフカラーをしましょう。
セルフカラーの失敗が恥ずかしい!美容院で怒られない?美容師が本音で回答
結論から申しますと、美容院で怒られることもありません。また、失敗して直しに来る方は珍しくないので、よくあることといった感じに捉える美容師が多いはず。
むしろ美容師の技術をみせる絶好の機会なので、頑張ってお直ししてくれる方もいると思います。
セルフカラーした次の日に美容院に行っていい?
もちろん翌日に行っても全く問題ありません。明るくする為のブリーチや脱染剤なども用意がありますし、暗くする為の薬剤なども揃っているので、いつでもお直しすることができます。
まとめ
セルフカラーはサイドやバックの見えない部分を塗るのが難しいため、失敗がつきものです。むしろ失敗しながら上手になっていくようなところもありますので、この記事を参考にして上達してください。
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- 記事の内容は、個人の感想であり効果効能または安全性を保証する、あるいは否定したりするものではありません。
- 本記事内の口コミは個人の感想であり、効果・効能を示すものではありません。
- ヘアカラー (医薬部外品) は、使用上の注意をよく読んで正しくお使いください。
- ヘアカラーをご使用の前には、毎回必ず皮膚アレルギー試験 (パッチテスト) をしてください。
- 皮膚アレルギー試験(パッチテスト)について|日本ヘアカラー工業会