化粧水の使用期限(未開封と開封後)を解説：適切な保管方法も紹介

2023年9月21日

多くの化粧水には、使用期限が表記されていません。それは、医薬品医療機器等法で製造後3年以内で変質する化粧品を除き、使用期限を表示する必要はないとされているからです。
この記事では、未開封・開封後の使用期限の目安、適切な保管方法について解説していきます。

化粧水の使用期限

状態	使用期限
未開封	製造日から3年以内
開封後	早めに使い切る

開封前の化粧水の使用期限は、一般的に製造日から3年以内とされています。

多くの化粧水には、使用期限が表示されていません。その理由は、医薬品医療機器等法で「製造又は輸入後3年を超えて性状及び品質が安定なものは使用期限の表示を行わなくても差し支えない」となっているからです。

化粧品に使用期限が記載されている化粧水については、そちらを参考にしてください。

開封後は、できるだけ早めに使い切るようにしましょう。おおよそ3ヶ月を目安に使い切るようにしましょう。

空気に触れやすいタイプのボトルだと早く酸化するので、できる限り早めに使うようにしましょう。

試供品(開封前)は、3年以内に使うようにしましょう。（開封前）

開封後は、早めに使い切るようにしましょう。

直射日光が当たらない涼しい場所で保管するようにしてください。

高温多湿な場所は、雑菌が発生しやすく化粧品が悪くなりやすい。お風呂場などのジメジメした場所もカビが繁殖しやすいのでおすすめできません。

使用した後に蓋を閉めていないと、空気に触れて酸化がすすみます。容器の口に中身がついいる場合は、こまめに拭き取りましょう。雑菌が増える原因になります。

化粧水を使う時には、手を洗ってから使うこと、手が化粧水の口が付かないように気をつけてください。

汚れた手に直接付いてしまうと雑菌が繁殖する原因になります。

液体の変色、透明の化粧水が濁り始めたら危険なので使わないようにしてください。そして、においがおかしい、腐敗した匂いがする、いつもとの違いを感じたら使用を中止しましょう。化粧水を手に出した時、ざらっとしたり、脂っぽいなどのテクスチャーの変化を感じたら使用しないでください。

使用期限がきれた化粧水を使うと、かえって肌のコンディションを悪くすることになりかねません。
そのような事がないよう、購入した化粧水に購入日や開封日を記載しておくのがおすすめです。