白髪染めトリートメントの正しい使い方について解説します。
正しく使うことで、白髪染めトリートメントの効果を引き出すことができます。
毎日カラーを塗る美容師が解説します。
この記事の目次
白髪染めトリートメントの正しい使い方
(出典:SHISEIDO)
白髪染めトリートメントの効果を最大限に引き出す正しい使い方について解説します。
濡れた髪での使い方
濡れた髪で白髪染めトリートメントを使うメリットは、髪馴染みがよくなるということ。
ムラができにくく、初心者の方でも安心して染めることができます。
参考動画
1.シャンプー
まずシャンプーで髪についた汚れを落としましょう。
コンディショナーやトリートメントはしなくても大丈夫です。
2.タオルドライ
タオルドライは、白髪染めトリートメントを上手に染めるのに最も大切なポイントです。
しっかりと水気をきることで、塗りムラをなくすことができますよ。
3.濡れた手に出す
濡れた手に適量の白髪染めトリートメントをだしましょう。(乾いた手に出すと手が染まることがあります。)
4.根元から塗る
根元から塗り始めるのがポイント。
根元に塗った白髪染めトリートメントは、時間と共に毛先の方へと流れていきます。
白髪の最も多い部分が根元であるということも理由の一つです。
5.片手で持ち上げて根元を塗る
毛先を片方の手で持ち上げ、反対の手で根元に塗ります。
白髪染めトリートメント付属の専用コームがあると塗りやすいでしょう。
6.根元、生え際、こめかみを再塗布
一番染まりにくい、根元、生え際、こめかみを最後に再塗布します。
のせるように、置くように、たっぷりと塗りましょう。
7.塗り終えたらラップをする
全て塗り終えたら、ラップをして時間をおきましょう。
ラップをすることで、乾燥を防ぎ、体温で温まり、染まりをよくなります。
8.ぬるま湯ですすぐ
ぬるま湯で充分にすすぎます。
すすぎが甘いと、タオルや枕シーツが汚れる原因となります。入念にすすぎましょう。
お湯の温度が高過ぎても、低過ぎてもよくありません。36〜38℃くらいのぬるま湯がいいでしょう。
トリートメントカラーを流した後は、トリートメントやコンディショナーはしなくてもOKです。
乾いた髪での使い方
乾いた髪で白髪染めトリートメントを使うメリットは、染まりがよくなることです。
しかし、色ムラができることがるのと、使用量も増えます。
濡れた髪で染める、乾いた髪で染める、どちらにもメリットがあるので交互にするのもおすすめです。
参考動画
1.ブラッシング
ブラッシングで髪についたゴミや汚れを落とします。
2.濡れた手に出す
濡れた手に適量の白髪染めトリートメントをだしましょう。(乾いた手に出すと手が染まることがあります。)
3.根元から塗る
コームで分け目をつくり、根元から塗布します。
片手で毛先を持ち上げて、根元に置くようにたっぷりと塗りましょう。
後ろの髪は頭頂部に近い方(上)から塗っていきましょう。
4.根元、生え際、こめかみを再塗布
一番染まりにくい、根元、生え際、こめかみを最後に再塗布します。
のせるように、置くように、たっぷりと塗りましょう。
5.塗り終えたらラップをする
全て塗り終えたら、ラップをして時間をおきましょう。
ラップをすることで、乾燥を防ぎ、体温で温まり、染まりをよくなります。
6.ぬるま湯ですすぐ
ぬるま湯で充分にすすぎます。
すすぎが甘いと、タオルや枕シーツが汚れる原因となります。入念にすすぎましょう。
お湯の温度が高過ぎても、低過ぎてもよくありません。36〜38℃くらいのぬるま湯がいいでしょう。
トリートメントカラーを流した後は、トリートメントやコンディショナーはしなくてもOKです。
白髪染めトリートメントの染まりを良くするコツ5つ
1.タオルドライを入念にする
タオルドライを入念にすることで、塗りムラにならず均一に塗ることができます。
特に、頭皮の水分をとるようにタッピングしながらタオルドライするといいでしょう。
頭皮に水分が残っていると塗りムラだけでなく、白髪染めトリートメントが顔に垂れる事故も防ぐことができます。
充分にタオルドライをしましょう。
2.室温を温めてから塗り始める
寒い場所で白髪染めトリートメントを塗ると、染まりにくい事がよくあります。
染め始める前に室温を暖かくしておくと、染まりが良くなります。
ある程度の湿度があるとより良いでしょう。このひと手間で仕上がりが変わります。
冷暖房が直接当たらないようにも気をつけましょう。
3.根元から塗り始める
白髪が目立って気になるという部分は、フェイスラインもしくは分け目の根元ではないでしょうか?
一番白髪が気になる部分(根元)から塗り始めることで、気になる部分(根元)の塗り忘れを防ぐ事ができたり、もし白髪染めトリートメントが足りないなんて最悪な事態になっても、気になる部分だけは染める事ができます。
一番最初に塗った部分は、時間を長くおくことができるので染まりがよくなるというメリットもあります。
4.薬を置くように塗布する
根元をしっかりと染めるには、白髪染めトリートメントの塗布量がたっぷりと根元付近に付いている状態にしなければなりません。
①ハケ(コーム)に薬をとり、根元を塗ります。
②馴染ませるために、コームでとかします。
③最後にもう一度、薬をハケにとり、根元にたっぷり置きます。
白髪染めトリートメントを塗ったのに染まらなかったという失敗の多くは、薬剤の量が足りない事がほとんどです。
できる限り、白髪染めトリートメントを置くイメージでたっぷりと塗布してください。
全て塗り終えた最後に、もう一度生え際を再塗布
最後にもう一度、一番白髪が気になる部分(生え際)に薬を再塗布しましょう。
このくらい念入りに薬をたっぷり塗布してちょうど良いんです。
5.ラップで温める
白髪染めトリートメントを根元に置いたら、ラップで蓋をしましょう。
そうすることにより、頭皮の体温で反応が促進されます。
特に根元は毛髪の立ち上がりが強く、時間が立つにつれて塗布した薬剤を弾いてしまいます。
コットンやペーパーなどをフェイスラインに貼った上から、全体にラップをするとより効果的です。
※記事の内容は、効能効果または安全性を保証する、あるいは否定したりするものではありません。
※ヘアカラー (医薬部外品) は、使用上の注意をよく読んで正しくお使いください。
※ヘアカラーをご使用の前には、毎回必ず皮膚アレルギー試験 (パッチテスト) をしてください。
詳しくは日本ヘアカラー工業会の案内ページをご覧ください。
日本ヘアカラー工業会
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