ロールブラシでブローをすると、ストレートヘア、ワンカール、ボリュームアップとデザインの幅が広がります。
でも、どれを選べば良いか分からないという方が多いかと思います。
今回は、ロールブラシの選び方、美容師が厳選したおすすめのロールブラシを紹介します。そして、ロールブラシの使い方についても解説します。
購入を考えている方は、おすすめの中から選べば失敗しないと思いますよ。
この記事の目次
ロールブラシとは
ロールブラシとは、360度ブラシ(毛)がついたヘアブラシの事をいいます。
丸くロール状(360度)に毛が植えてあるので髪を巻きつけやすく、ドライヤーとあわせて使うことでストレート、Cカールやふんわりとしたボリュームを手軽に出すことができます。
使いやすく、仕上がりが良いロールブラシは、多くの美容師に愛されている美容アイテムの一つです。
ロールブラシの種類は様々で、自分の髪質、髪の長さにあったロールブラシを選ぶことが大切です。
合わないロールブラシを使う事で、思い通りにスタイリングできなかったり、髪がダメージを受けてしまうこともあるので注意が必要となります。
ロールブラシの種類
ロールブラシの形状は基本的にどれも同じですが、ブラシの毛にはいくつか種類があります。
ブラシ毛にはそれぞれ特徴があり、髪質によって使い分けます。
豚毛
- コシのある少しかための毛が特徴。
- 髪の毛が細く柔らかい人におすすめ。
軟豚毛
- やわらかい毛とかための毛が混ざっているのが特徴。
- 普通の豚毛よりも柔らかいので、髪の毛が柔らかい人、少ない人でも頭皮を傷めずに使用できる。
猪毛
- 弾力性があり、太い毛が特徴。
- 髪が太い人、多い人に適しています。
- 毛に水分と油分が含まれているため、静電気が起こりにくく切れ毛を防ぎます。
ナイロン製
- 安価なのが特徴。
- 水洗いができる
- 静電気が起きやすい
天然毛のロールブラシはやや高価ですが、髪に自然のツヤとまとまりも出ておすすめです。
ロールブラシの選び方
選び方のポイントは3つあります。
- 「髪質」で選ぶ
- 「髪の長さ」で選ぶ
- 「したいスタイル」で選ぶ
「髪質」で選ぶ
自分の髪質によって、ロールブラシの材質を選ぶのもポイントです。
【細い髪・毛量が少なめ】
細い髪・毛量が少なめの人におすすめロールブラシは、豚毛と軟豚毛のロールブラシ。
【太くてかたい髪質、毛量が多め】
太くてかたい髪質、毛量が多めの人におすすめロールブラシは、猪毛とナイロン製です。
「髪の長さ」で選ぶ
ショート・ボブ
LALA
直径38mmくらいで直径が大きくないサイズを選びましょう。
ショート、ボブくらいの長さのは、前髪やサイドとトップのボリュームを出すのに18mmが使いやすい。
襟足を外ハネにしたり、首に沿わせるのにも重宝するサイズです。
ミディアム・セミロング
LALA
しっかりとカールをつけたい時(Cカール、Sカール)は、直径45mmがおすすめです。
ナチュラルなストレートにくせを伸ばす時は、直径53mmのブラシを選んでください。
美容室では、ロールブラシ(53mm)を使ってナチュラルにブロー(クセを伸ばしツヤを出す)し、アイロンを使って毛先にカールをつける。このような流れが一般的です。
ロング
ロングヘアの場合は、太めの直径63mmが扱いやすいでしょう。
毛先のカールを少し強めに出したい時は、直径53mmがおすすめ。
「したいスタイル」で選ぶ
ミディアム〜ロングの髪の長さの人は、したいヘアスタイリングに合わせてブラシを使い分けると、上手にブローする事ができます。
(ショート〜ボブの場合は、そこまで使い分ける必要はないでしょう。)
ストレートヘア
ストレートヘアには、太めのロールブラシがおすすめです。
ブラシ面が大きく、ドライヤーの熱をしっかりと広範囲に当てることができるので、ストレートヘアに向いています。
ストレートブローをする時に大切なのは、髪をストレートに伸ばしている状態でドライヤーの熱を当てること。
細いブラシだと回転している状態で熱を当ててしまうので、ストレートにする事が難しいのです。
ストレートスタイルには、こちらのデンマンブラシもおすすめ
「デンマンブラシとは?種類(D3 D4 D5 )について解説」
カールヘア
細めのロールブラシがおすすめです。
直径が短い細めのロールブラシは、回転させやすいのでカールヘアに向いています。
ブラシの回転数が多い程、毛先のカールは強くなります。
ドライヤーとブラシを操るのは難しい、でもカールヘアはつくりたい!という方はくるくるドライヤーもおすすめです。簡単にプローできますよ。
「くるくるドライヤーのおすすめ人気ランキング」
美容師がおすすめするロールブラシ4選
サンビー(SANBI)のロールブラシは、髪質(ソフトからハード)とヘアスタイル(ストレート、ソフトウェーブ、ウェーブ、ポイントカール)で選べるように考えられています。その中でも厳選した3シリーズをご紹介します。
サンビー(SANBI)SRシリーズ
- 細い〜普通毛
- やわらかい〜ふつうの髪質
- はじめてロールブラシに
Amazon売り上げ第一位!一番使いやすくて、おすすめのブラシです。
美容師との価値観の共有を重視しているという事もあり、サロンでおすすめされていたり重宝されている人気シリーズです。
この「SRシリーズ」は「SFシリーズ」と同様に、サンビー独自の高度な植毛技術で、地肌にやさしい ソフトな感触を実現した豚毛のロールブラシ。
さらに、サンビー独自の手法でオリジナルブレンドした厳選された上質の豚毛を使用しています。
またブラシの先端を丸く加工する「先丸加工」によってブラシの弾力が柔らかくし、頭皮への負担も考えられているなど、この「SRシリーズ」も初心者の方でも安心して使える豚毛のロールブラシといえます。
ハンドルには高級天然木が使用されています。
このような天然木を使ったロールブラシは、重くなってしまい扱いづらいという印象の方も多いと思います。
しかし、「SFシリーズ」のブラシは、「中空柄ハンドル」と言われる、ハンドルの中心部を空洞にする事で軽量化を実現しています。
実際に使用したところ、長時間使用しても腕が疲れにくく、想像以上に軽いため扱いもしやすいです。
また、手に馴染むように中心部を立体曲面6角形状にされている凹凸形状のハンドルが、手首の動きを手助けしてくれるのも高ポイントです。
購入したその日から 使い慣れたブラシのように 使えることや、多くの美容師や雑誌などでも紹介されていたりと、初心者の方も安心して使えるロールブラシとして注目されています。
サンビー(SANBI)MXシリーズ
- 太い髪
- かための髪質
「MXシリーズ」は、従来モデルよりもさらに扱いやすくなるように、使いやすさを重視して改良されているシリーズです。
毛と毛の間隔を極限にまで狭くし1行により多くの「ナイロン+純豚毛のペア植毛」を使用しています。ナイロンは先玉耐熱ナイロンで髪を優しくとらえることができ、純豚毛は頭皮に考慮され髪を優しく巻く事ができます。
この使いやすさを重視してリメイクされた「MXシリーズ」は、巻きつけやすさと毛離れの良さから、少しかためな髪質の方に適したロールブラシとなります。
「MXシリーズ」も「SRシリーズ」と同様に、ハンドルに高級天然木を使用しデザインも優れています。
さらに「中空柄ハンドル」と言われる、ハンドルの中心部を空洞にする事で軽量化を実現しています。
実際に使用したところ、長時間使用しても腕が疲れにくく、想像以上に軽いため扱いもしやすいです。
そして、3D加工で手首の回転に最適な凹凸形状のハンドルが、手に馴染みやすいように中心部を立体曲面6角形状にされています。
最先端を行く使い心地で自宅でブローを楽しめます。
実際に使用すると、
「髪がツヤツヤになる」「髪に艶が出てサラサラに」など効果を実感する事ができます。
また、不器用な方でもこのロールブラシに関してはしっかりと使いこなせ、うまく髪の毛を捉えてブローできた、という声も多くあります。
特にロングヘアーの方ならば1本は持っておきたいタイプです。
是非、その効果を実感してみてください。
サンビー(SANBI)SFシリーズ
- ショートヘア
- 細い髪
- やわらかい髪質
SFシリーズはナイロン毛ではなく柔らかい厳選された豚毛を使っています。
そして、サンビー独自の高度な植毛技術により、髪に深く食い込まず頭皮に優しいソフトな感触なので、髪質が細く、やわらかい方に適したロールブラシです。
やわらかい豚毛を使用しているので購入した直後から使いやすく、初心者の方も安心して使えます。
またハンドル部分に天然木ではなくABS樹脂を使用することでリーズナブルな価格や、軽量化を実現する事が出来ています。
さらにハンドル部分にスウェード加工がされています。
実際に使用すると、一般的なプラスチックのハンドルと比べると握った時に滑りにくく、カールをつける際にも扱いやすく不慣れな方にも優しい仕様です。
カラーもブラック、レッド、ブルーの3色から選ぶ事が出来るのも高ポイントですね。
ホンゴ ヘアケアロールブラシ K-408
- ミディアム〜ロング
- 普通〜太い髪
- 普通〜硬い髪質
ホンゴのロールブラシK-408は、剛毛猪毛と豚毛を独自の2段穴に植毛していて髪にしっかりとテンションがかかるのが特徴。髪にしっかりと絡み付くので、力をかけなくてもクセ毛を簡単にブローすることができます。
ハンドルの素材も重量バランスの良い黒たんを使用し、長時間の使用でもすべりにくいよう、程良い深さの溝を付けています。
ロールブラシの基本的な使い方
ブラシを使ってブローする時のポイントを解説します。
手順1.髪をブラッシング
基本のブロー(1〜7)の後、後ろから前に向かってドライヤーを当てながらブラシを使ってブラッシングします。
手順2.ブロッキング
ダッカールを使い髪を上下に分けて、一度にブローする量を調節しましょう。髪の量に合わせてブロッキングで分ける量も変えてください。
手順3.ブラシと風の方向
ブラシの重さを利用しながら、髪にテンションをかけ(少し引っ張るようなイメージ)ドライヤーの風をブラシに当てます。
この時に、できるだけキューティクルの流れに沿って風を当てましょう。キューティクルに逆らうと、バサバサになります。
(キューティクルの流れに逆らうとは、逆毛を立てるような方向に風を当てるということです)
手順4.まとめてブロー
髪のツヤとまとまり感を出すために、ブロッキングせず髪をまとめてブローします。
手順5.冷風
冷風をあてて髪のお温度を下げましょう。冷風を当てることで開いていたキューティクルが閉じ、スタイルキープ力が上がります。
ブロー動画
※記事の内容は、効能効果または安全性を保証する、あるいは否定したりするものではありません。
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