美容師が選ぶ市販のセルフカラーのおすすめを紹介します。
市販のセルフカラーの選び方について、色選び、明るさ選びについても美容師が解説。
ドラッグストアでカラー剤を購入しようと考えている方に参考になる記事だと思います。
市販のセルフカラーを選ぶポイント5つ
1.乳液タイプか泡タイプかを決める
市販のヘアカラーには、乳液タイプと泡タイプのものが販売されています。
それぞれ特徴があり、どちらが自分に合っているのかを判断する必要があるので、これから解説します。
乳液タイプ
(出典:Amazon)
乳液タイプのヘアカラーは、水分を弾きやすい髪質や染まりにくい髪質でも染まりやすいのが特徴です。
しかし、毛量や髪型によっては均一に塗布することが難しいので、染まりやすいがムラになりやすいという特徴があります。
染まりにくい髪質の方は、乳液タイプを選ぶと良いでしょう。
泡タイプ
(出典:Amazon)
泡タイプのヘアカラーの一番の特徴は、簡単にムラなく塗ることができるという点です。
しかし、染まりにくい髪質には向きません。
不器用さんで髪が染まりにくくない方は、泡タイプを選ぶと良いでしょう。
2.明るさ(トーン)を選ぶ
(出典:Amazon)
ヘアカラーには明るさが記載されています。
数字で記載されているものは、地毛が5トーンくらいです。
地毛が少し明るくなる程度は、8トーンでこげ茶という感じです。
カラーチャートという表で明るい、暗いとざっくりとしか書かれていないものもあります。その時は、仕上がり写真で判断するようにしてください。
もしそれでも判断できないようであれば、求める明るさよりも気持ち暗めのカラー剤を選ぶのがおすすめ。
なぜなら、思っていたよりも明るい仕上がりになってしまった場合より、暗めに仕上がる方が大きな失敗にはならないからです。
失敗しない選び方は、求める明るさよりも気持ち暗めのカラー剤を選ぶこと。
3.色を選ぶ
ヘアカラーの色を選ぶ時は、茶色系(ブラウン)、寒色系(アッシュ)、暖色系(レッド)でどれが良いのかを決めましょう。
茶色の場合は、明るくなるとベージュ、暗めだとブラウン。
寒色系の場合は、アッシュ、グレー(灰色)やオリーブ(緑)。
暖色系は、レッドやピンク、オレンジなどです。
この中から好きな色を選びましょう。
グレージュなどの色味は、グレー+ベージュという色の組み合わせ、ピンクアッシュは、ピンク+アッシュの組み合わせといった感じの意味合いで使われます。
4.量を確認する
(出典:Amazon)
どの程度の量が入っているかを確認してから購入しましょう。
髪の長さや毛量に合わせて、適量のヘアカラーを購入しておかなければ、塗っている途中で足りなくなるという失敗が起こります。
髪の量が多い人は必ず多めに購入しておきましょう。
5.トリートメントは付いているか
(出典:Amazon)
ヘアカラーにトリートメントが付いてくるのかを必ず確認しましょう。
ほとんどのヘアカラーは、トリートメントが入っていると思いますが、もし入っていなければ必ず用意しておきましょう。
セルフカラーの後に、トリートメントをしないと色の持ちが悪くなるだけでなく、髪がダメージする原因にもなります。
必ずトリートメントをするようにしてください。
市販のセルフカラーおすすめ人気ランキング10選
10位:フレッシュライト ミルキーヘアカラー
スタンダードな乳液タイプのヘアカラーで、くし形のノズルで塗ります。
カラー展開は、全13色。
ブラウンベージュがベースなので、人を選ばず使いやすい色合い。
潤い成分配合のヘアマスク付き。
グリーンアップル&カシスのさわやかな香り。
9位:フレッシュライト 泡タイプカラー
ポンプを押すだけで簡単に泡がつくれるので便利。
グリーンアップル&カシスのさわやかな香り。シルク成分(ツヤやか成分)配合
トリートメント付です。
アッシュ系におすすめのヘアカラー剤です。
8位:パルティ 泡のヘアカラー
泡立てネットでつくる新感覚の泡のヘアカラー
同封している泡だてネットを使い、泡をつくって塗る。
つばきオイル、オレンジ果汁、リンゴ果汁、モモ果汁、レモン果汁、植物性プロテイン、シルクプロテイン、海藻エキスなどの毛髪ケア成分を
配合。
トリートメントは付いてこないので、必ず別で用意しましょうね。
7位:パルティ 泡パックヘアカラー
セルフカラーをした事のない人でも手軽にできる泡カラーです。
つばきオイル、オレンジ果汁、リンゴ果汁、モモ果汁、レモン果汁、植物性プロテイン、シルクプロテイン、海藻エキスなどの毛髪ケア成分を
配合。
カラー展開は、ベージュ系が中心です。
トリートメント美容液が同封されていますが、ダメージが気になる人は同封されているもの以外で、洗い流すタイプのトリートメントを用意した方がいいと思います。
6位:ルシードエル ミルクジャムヘアカラー
ミルクジャムヘアカラーは、とろっと した乳液なので、髪をブロッキングしなくてもムラなく塗ることができ、時間も短縮できるというのが最大の特徴です。
テクニックがなくてもセルフカラーができるように考えられた製品。
コラーゲン・パールエキス・シルクエッセンス・ツバキオイのヘアケア成分を配合。
弱アルカリにしていることで髪をダメージさせないようなお薬になっています。染まりにくい髪にはちょっと物足りないかも。
5位:ビューティーン メイクアップカラー
12色展開で個性的なラインナップです。
仕上がりイメージのインパクトはすごいですが、暗めの髪色に使ってもここまで発色はしません。
ブリーチで脱色した後にすると、仕上がりイメージのようになります。
色持ち成分Wアミノ酸(テアニン、タウリン)を配合。ボタニカルオイル、を配合。
アフターカラー美容液つきですが、トリートメントを別で用意することをおすすめします。
4位:ホーユー ビューティラボ ホイップヘアカラー
混ぜたりする必要がなくシェイカーを振るだけで、きめ細かい濃密なホイップで、ムラなくキレイに染まる。
はちみつ・植物・果実 成分配合。
アフターカラー美容液つきですが、トリートメントを別で用意することをおすすめします。
3位:ホーユー ビューティーラボ ミルキィヘアカラー
くし形ノズルで髪を梳かしながら塗布していくタイプのヘアカラーです。
ツヤのあるブラウン、ベージュ、アッシュ、ピンクとスタンダードなカラー展開で選びやすい。
phコントロールというリンス剤とアフター美容液がついているのも嬉しいですよね。
2位:フェリア 3Dカラー
しっとりツヤのある髪色にしたいならフェリア 3Dカラーが良いと思います。
オフィスで働く大人の女性でも大丈夫な髪の明るさとツヤ感を手に入れられます。
ダメージが少なく、美容室クオリティのヘアカラーを再現できます。
トリートメントもついてきます。
1位:リーゼ 泡カラー
濃密な泡タイプだから染まりにくい根元にもしっかり密着して、ムラなく美しい仕上がりを実現。
透明感とやわらかさを表現するために、グレーやブルーの色味をブレンドした「サロン発想」の色設計。
指通りなめらか、しっとり質感の染め上がり。
シルクエッセンス(毛髪保護成分)、ローヤルゼリーエキス(うるおい成分)配合していて、ダメージを軽減。
ツンとしたにおいを抑えた処方も嬉しいですね。アフターカラーヘアパックつきです。
※記事の内容は、効能効果または安全性を保証する、あるいは否定したりするものではありません。
※ヘアカラー (医薬部外品) は、使用上の注意をよく読んで正しくお使いください。
※ヘアカラーをご使用の前には、毎回必ず皮膚アレルギー試験 (パッチテスト) をしてください。
詳しくは日本ヘアカラー工業会の案内ページをご覧ください。
日本ヘアカラー工業会