美容師が選ぶ、市販の白髪染めシャンプーおすすめランキングを紹介します。
ドラッグストアや薬局、Amazon・楽天などで購入できる人気の白髪染めシャンプーの中から美容師が厳選して紹介します。
白髪染めシャンプーのことを理解せずに購入するのはおすすめしません。
ランキングを見る前に、まず白髪染めシャンプーとはをご覧ください。
白髪染めシャンプーとは
白髪染めシャンプーとは、白髪染めの染料を配合したシャンプーことです。
頭皮や髪を洗いながら白髪を染めることができます。また、少しずつ白髪が染まるので、自然な染め上がりになるメリットがあります。
- 髪へのダメージがほとんどない
- シャンプーなのでムラになりにくい
- 普段のシャンプーと同じなので時短で手軽
- 徐々に染めるので自然に染まる
- 色種類が少なく・明るくできない
- 染毛力が弱い
- 色落ちする(汗をかいた時や雨に打たれた時)
おすすめの使い方は、白髪染めトリートメントと併用すること。しっかりと染まり、色落ちしにくくなります。
白髪染めシャンプーの選び方
白髪染めシャンプーを選ぶ時のポイント3つを紹介します。
- 色から選ぶ
- 低刺激な洗浄成分配合を選ぶ
- 毛髪補修成分配合を選ぶ
1.色から選ぶ
髪色に合わせて白髪染めシャンプーを選ぶというのが最重要です。
選ぶ時のポイントは、白髪以外の髪色に合わせることです。また、白髪染めトリートメントを併用される場合、色は必ず合わせて使いましょう。
白髪染めシャンプーにラインナップされている「ブラック」「ダークブラウン」「ライトブラウン」の3色を紹介します。
ブラック
ブラックは、カラーをしていない地毛がベースの髪に使うのがおすすめです。
地毛が茶色の方は、ダークブラウンの方が相性が良い場合があります。
ダークブラウン
ダークブラウンは、いつもダークブラウンに染めている髪、地毛が茶色の髪におすすめです。
比較的ナチュラルな仕上がりになるので、フォーマルにも対応できる髪色です。
染まるまでの経過時点では、赤みがかかったような茶色になることもあります。
ライトブラウン
ライトブラウンは、全体的に明るめの髪、白髪量が多い髪におすすめです。
若々しく明るい印象、カジュアルな雰囲気になるカラーです。
2.低刺激な洗浄成分配合を選ぶ
シャンプーの洗浄成分が地肌への刺激性が低いものを選びましょう。
おすすめの低刺激な洗浄成分はこちら
- アミノ酸系
- ベタイン系
- 酸性石鹸系
全て低刺激と言われていますが、洗浄力に差があります。
強い洗浄力は酸性石鹸系、弱い洗浄力がベタイン系です。中間がアミノ酸系。
詳しく知りたい方は、こちらの記事で洗浄成分を解説しています。

3.毛髪補修成分配合を選ぶ
パーマやカラーなどによるダメージ、乾燥によるパサつきなどによる髪のダメージがある方には、毛髪補修成分配合の白髪染めシャンプーがおすすめです。
市販の白髪染めシャンプーおすすめランキング10選
1位.利尻昆布 利尻カラーシャンプー 白髪用
公式サイトで詳細を見る
利尻昆布が使われていることが特徴の人気白髪染めシャンプーです。
染毛力が高くて白髪染めシャンプー初心者でも使いやすい。
うるおい成分を27種類、ヒアルロン酸、デンプンポリマーなどの保湿成分を贅沢に配合。
抗炎症成分としてグリチルリチン酸2K、その他、ローマカミツレ花エキス、ゴボウ根エキス、カミツレ花エキスなど頭皮ケアに最適な成分を配合。
さらに、ダメージを補修するPPT成分が配合しているので、傷んだ髪の毛の修復にも効果が期待できます。
利尻カラーコンディショナー、トリートメントの併用がおすすめです。
1mlあたりの価格 | 13円 |
色種類 | ライトブラウン ナチュラルブラウン ダークブラウン ブラック |
洗浄成分 | ベタイン系、酸性石鹸、アミノ酸系 |
毛髪補修成分 | ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、加水分解シルク、加水分解ケラチン(羊毛)、加水分解コンキオリン |

2位.コラージワン オールインワンカラーシャンプー
コンディショナー、トリートメントいらずなオールインワンタイプの白髪染めシャンプー。
保湿効果のある加水分解コラーゲンや、髪をしなやかにするアルガニアスピノサ核油を配合。
ジラウロイルグルタミン酸リシンNaや加水分解シルクなど補修成分も配合。
1mlあたりの価格 | 5.9円 |
色種類 | ナチュラルブラック ダークブラウン |
洗浄成分 | 酸性石鹸、ベタイン系 |
毛髪補修成分 | 加水分解シルク、加水分解ケラチン(羊毛)、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa |
3位.グローリン・ワンクロス
ケラチン、シルク、ジラウロイルグルタミン酸リシンNaなど毛髪補修成分を贅沢に配合した白髪染めシャンプー。
白髪対策として注目を集めるヘマチンやホップエキスを配合しています。
ある程度染まれば、週1回使うだけでOK。手軽で簡単。髪を補修しながら若々しい髪質へと導きます。
1mlあたりの価格 | 50円 |
色種類 | ブラック ブラウン |
洗浄成分 | ベタイン系、酸性石鹸、アミノ酸系 |
毛髪補修成分 | ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解ケラチン(羊毛)、加水分解シルク |
4位.カラードボーテ カラーシャンプー 染洗い
低分子染料とイオンのパワーでしっかり染める。
32種類もの天然美容成分と頭皮に潤いを与えるセラミドを配合。
少しずつ染まり、髪にハリコシも与えてくれます。
1mlあたりの価格 | 19円 |
色種類 | ブラック ダークブラウン |
洗浄成分 | ベタイン系 |
毛髪補修成分 | ジラウロイルグルタミン酸リシンNa |
5位.AmSk ヘアカラーシャンプー
時間をかけて少しずつ染めていきたい方におすすめの白髪染めシャンプー。
保湿・抗酸化作用のある天然アムラ、髪と頭皮の洗浄に最適なシカカイ果実エキスを配合。
1mlあたりの価格 | 17円 |
色種類 | ブラック ダークブラウン |
洗浄成分 | ベタイン系、アミノ酸系 |
毛髪補修成分 |
6位.サロンドプロ ナチュラルグレイッシュ リンスインシャンプー
グレー・アッシュな仕上がりを求める方におすすめの白髪染めシャンプー。
パサつきを抑えツヤを与えつつ、15日ほどの連続使用で年相応の自然なグレーカラーに仕上げる商品。
シャンプーの他、白髪染めトリートメントや白髪対策スタイリング剤なども販売しています。
安価なので手軽に利用できる。メンズにおすすめ。
1mlあたりの価格 | 2.8円 |
色種類 | ブラック ブラウン |
洗浄成分 | ベタイン系、高級アルコール系 |
毛髪補修成分 |
7位.ネアーム 螺髪輝シャンプー
天然植物色素(ヘナ)・リピジュア配合で、髪や頭皮を傷めず、白髪を徐々に目立たなくするシャンプー。
毛髪補修成分として加水分解ケラチン、抗炎症作用のあるグリチルリチン酸2Kを配合。
シャンプーはブラックのみで、ヘアパックはブラウンが用意されています。
シャンプー単品では染まらないので、初回はヘアパックとセット購入しましょう。
1mlあたりの価格 | 4.2円 |
色種類 | ブラック |
洗浄成分 | アミノ酸系、酸性石鹸 |
毛髪補修成分 | 加水分解ケラチン |
8位.黒耀 こくよう シャンプーQS
シャンプー&ヘアパックをセットで使う白髪染めシャンプーです。シャンプー単品では染まらないので、初回はヘアパックとセット購入しましょう。
シコンやログウッド、新成分の車輪梅などの植物成分が白髪を自然な黒さに染め上げます。
頭皮と髪を整える10の天然由来成分配合。
1mlあたりの価格 | |
色種類 | ブラック ブラウン |
洗浄成分 | 酸性石鹸、アミノ酸系 |
毛髪補修成分 |
9位.黒ばら本舗 黒染シャンプー 白髪用
シャンプーのみで染毛するのではなく、ヘアパックの補助をするアイテムです。
併用して2〜3週間で自然な黒髪に仕上がります。
毛髪補修成分である加水分解シルク、その他保湿成分を配合。
大容量で安価なのも嬉しいポイント。
1mlあたりの価格 | 2.5円 |
色種類 | ブラック |
洗浄成分 | 硫酸系、ベタイン系 |
毛髪補修成分 | 加水分解シルク、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル) |
10位.Motto ボタニカラーHNA
補修成分と保湿成分を配合した白髪染めシャンプー。
植物成分のヘナを使用し、違和感のある白髪染めシャンプーと違いナチュラルな仕上がりになるのが特徴。
ヘナの他にも塩基性染料、タール系色素を配合されているので、アレルギー体質の方にはおすすめしません。
1mlあたりの価格 | 6.4円 |
色種類 | ブラック ダークブラウン ライトブラウン |
洗浄成分 | 石鹸系、ベタイン系 |
毛髪補修成分 | 加水分解ケラチン(羊毛)、加水分解シルク |
白髪染めシャンプーの使い方
1.髪をしっかりと濡らす
髪と頭皮を濡らす。
シャワーヘッドを地肌に当てながら、髪と地肌に指を通して入念に洗い流します。
2.濡れた状態の手にだします
手が濡れている状態で白髪染めシャンプーを手にだします。
3.使用量は通常シャンプーより多め
使用量の目安は通常のシャンプーより多めが理想的。
ムラなく綺麗に染めるには、少し多めがいいでしょう。
4.たっぷりの泡で髪と頭皮を洗う
ムラなく染めるために、たっぷりの泡で洗うことが大切です。
5.色水がでなくなるまで十分に流す
色がでなくなるまで、入念に洗い流します。
シャンプー後に白髪染めコンディショナー・トリートメントを使用するのがおすすめです。
白髪染めシャンプーのQ&A
質問サイトで多かった疑問を美容師の解説と共に紹介します。
Q.白髪染めシャンプーと白髪染めトリートメントの違いは?
染毛力に違いがあります。
白髪染めシャンプーより白髪染めトリートメントの方が染める力が強い傾向にあります。
どちらも使うことで、効率良く白髪染めができます。
併用する場合は、同じブランドで統一する方がいいでしょう。
Q.白髪染めシャンプーでお風呂の床や壁が汚れませんか?
商品によって違いがありますが、ほとんどの場合、素早く洗い流せば色が残ることはありません。
シャンプーをする前に浴室全体を濡らしておく、シャンプー後に全体をもう一度洗い流す。これで大丈夫です。
Q.白髪染めシャンプーで爪は染まりますか?
商品によって違いがありますが、爪や指なども染まることがあります。
すぐに洗い流すようにすることで対応するか、手袋を使ってシャンプーすることをおすすめします。
Q.白髪染めで髪を明るくできますか?
白髪を染めることはできますが、元々の髪色を明るくすることはできません。
まとめ
白髪染めシャンプー単体でも染まるもの、ヘアパックと併用して初めて効果が出るものがあります。
商品内容をよく読んで、自分が求める白髪染めシャンプーを手に入れましょう。

内容については、予告なく変更になる可能性があります。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
